おはようございます音譜

 

今日も朝っぱらやられました、Jアラートパンチ!

忙しい時間にホント、やめて欲しいわ!!

 

二度目ともなると慣れたもんで、

テレビはすぐ付けたけど、

情報を聞きながらそれぞれ身支度を普通通りに。

 

かえすがえすも、このJアラート、意味あるのかなシラー

 

 

 

 

さぁ、気を取り直して読書ですパー



{1C9E436B-6914-4E27-A0EF-22D30B67852E}


 

『嗤う伊右衛門』 京極 夏彦

 

 

ブロ友さんおススメのこちらを読了です。

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

今まで一度も笑ったことのない、

生真面目なことだけが取り柄の浪人の伊右衛門。

 

彼の元に、民谷家の一人娘・岩への婿入りの話が舞い込む。

 

しかしその岩、以前は美しい娘であったが原因不明の

病にかかり、疱瘡でその顔は醜く崩れていた。

その容姿ゆえ、伊右衛門を慕いつつも素直に心開けず、

伊右衛門もそんな岩を愛おしく思いながらも接し方が分からずに

二人の間には埋めがたい溝が出来ていく。

 

謎の岩の病の真相

岩の父・又左衛門の上司による悪行の数々

伊右衛門の知合い直助の妹の自殺

 

岩と伊右衛門は自分たちには

まったくあずかり知らない陰惨な事件によって

運命を翻弄される。

 

最後に嗤う伊右衛門。

岩と伊右衛門の愛は成就するのか…。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

余りにも有名な「四谷怪談」のお岩さん。

 

そのストーリーとは全く別物です。

これほどまでに美しく切ない愛憎劇として

描き直せるなんて叫び

 

 

初読みの京極夏彦さん。

最初は正直言って、読みなれない言い回しや

読みづらい名前や漢字に息切れしそうになり

読むスピードはゆ~っくり汗

 

 

でも、

 

最初から最後までしっとりと湿り気を含んだ陰鬱な空気感と、

視界を遮る霞を振り払いながら先に先に読み進めたくなる

読者の心理をうまくつかんで離さないスピード感。

なかなか両立しない二つの要素をバランスよく配した筆力、素晴らしいアップ

 

ページを経るごとに読むスピードは加速しましたよDASH!

 

 

 

善と悪

美と醜

愛と憎

 

一見相反するように見えるものが

実は背中合わせであり、

人の心は一刀両断に割り切れるものではないという

世の中の矛盾やはかなさを巧みに描き出しています。

 

 

やりきれない話の連続なんですが、

特にお岩がなぜそんな面相になってしまったのか、

その真相が一番切なかったなぁ汗

 

 

たしかにブロ友・Pさんの言う通り、ハマる作家さん!

他に類を見ないタイプかも。

 

文体によるところも大きいのかも知れないけど、

怪しげで残酷だけど美しく艶めいている。

 

是非他の作品も読んでみたいビックリマーク