おはようございます。
今日も朝からギンギンに太陽が照り付けています![]()
おかげで暑さで目を覚まし、早起きできました![]()
今日は、次女のピアノコンクール![]()
今年はどんな結果になることやら。
親の方がドキドキソワソワの1日になりそうです![]()
読書の方は、ミステリー系の作品を続けて読みましたが、
まずはこちらの1冊を紹介。
『パレートの誤算』 柚月 裕子
弁護士の佐方シリーズが好きな作家さん。
今回は、市役所の職員さんが主人公です。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
市役所福祉課に臨時職員として勤務する23歳の聡美。
ベテランのケースワーカーの山川が
生活保護受給世帯を訪問中に、謎の死を遂げ他殺と断定された。
その後任として担当を任された聡美は、
正義感の強い同僚・小野寺とともに調べていくうちに、
山川が担当していたある地域の受給者の多くが
ヤクザとつながっていることを知る。
山川はヤクザと不適切な関係を持っていたのか?
そんな疑念を抱きながらますます事件の真相に
迫っていく聡美のもとに「これ以上首を突っ込むな」と
警告の電話が舞い込む。
山川のパソコンにある謎のファイルを発見し、
警察署に届けようとした矢先に、聡美は何者かにさらわれる。
聡美の命やいかに…。
そして犯人は見つかるのか?
生活保護受給制度に隠れた闇が暴かれる。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
う~ん、
ちょっと話が上手く行きすぎる感は否めない。
なんとな~く、真犯人の正体も途中から読めたし。
でも、ニュースでも何度か報道されているような、
生活保護制度に付け込んだ貧困ビジネスって
こんな風に成り立っているんですね。
おぞましい世界です![]()
人を人とも思わないやり口。
こうなっちゃたら、受給者の自尊心もなにも
あったもんじゃありませんよね…。
それとは別の問題として、
生活保護受給者は
「税金で食べさせてもらっている怠惰な人たち」という
考え方も根強くあります。
確かに、生活保護費で自分だけ飲んだくれて、
子どもたちの養育はまったくほったらかし、という
シングルマザーの話を身近で聞いたりすると、
その通りだなぁと思う一方、
本当に支援が必要な人が、
この制度の恩恵を受けられないことで
最悪死に至る事例も後を絶たないわけで…。
貧困に関わる制度って、本当に難しいですね。
貧困を救う方法は、
ちゃんと教育を受けられる環境を整備して、
ちゃんと社会に出て仕事に就いて
税金を納められる市民を育てる。
貧困に陥った人に手を差し伸べるんじゃなく、
貧困に陥らないように手を差し伸べるのが
行政のやるべきことなんじゃないかな。
場当たり的な政策じゃなくて、
息の長い取り組みが必要な気がします。
人間、一度落ちちゃうと、
そこから這い上がってくるのは大変だもの![]()
正直、ミステリー作品としてはイマイチだったけど、
色々と考えさせられる作品でした![]()
