こんにちは![]()
いよいよスキーシーズン到来ですよ![]()
スキー場開きしたところもぼちぼち出始めて、
私と夫はスキー板を新調してテンションあげてます![]()
何年ぶりだろうなぁ~、板を買うなんて。
やっぱり滑っていると良いスキー板を試したくなるもので![]()
次はスキー靴を虎視眈々と狙っています![]()
さて、店頭で見つけた興味深い本を読了![]()
『最後の秘境東京藝大
天才たちのカオスな日常』 二宮敦人
いやぁ~、とっても面白かった!!
芸術の世界とはまったく無縁で生きてきた私。
だから、未知の世界をちょっぴり覗いてしまった興奮の余韻に
いまだにどっぷりつかっています![]()
住む世界が違うというよりも、
芸術家と呼ばれる人と私とは思考回路が別物なんでしょうね。
だからこそ、眩しく感じるし心から敬意を表します![]()
東京藝大の妻を持つ著者が記す
凡人にとっては摩訶不思議な世界、
藝大への潜入ルポです。
東京藝大って上野にあるんですね、知りませんでした。
(学科によっては他の場所にもキャンパスはあるらしい)
上野駅を背にして、左側が美術学部(美校)
右側が音楽学部(音校)と二つのキャンパスに分かれていて、
同じ大学でありながら、両者まったくタイプの違う学生が集っています。
時間にルーズなのが美校、時間に正確なのが音校
身なりを気にしないのが美校、オシャレなのが音校
なんとなく想像できますよね(笑)
以前漫画家の東村アキコさんが
自身の学生時代(金沢の美大)を描いた漫画の中でも、
作品に取り組むときにはいつもジャージ姿だったような。
一方、音楽家を目指す音校の学生は、
自分の技能はもちろん、自分の容姿もセットで商品だそうで。
音大出身のママ友はピアノ演奏者として仕事してますが、
演奏者は絶対太っていたら仕事は来ないって言ってました![]()
音楽家は容姿ってとっても重要なんですね。
美校と音校、それぞれなかなかコアな内部を見せてくれますよ。
特に、美校の教室は学部によって町工場のようでビックリ!
鋳金(金属を型に入れて成型すること)の教室は、床が砂場だし。
あと、音校には「口笛」を極めている学生さんもいます。
是非これ、動画で見てみてください!
「青柳さん、口笛、チャルダッシュ」て検索してみてください。
鳥肌ものですよ![]()
一見、水と油のような美校と音校の学生さんですが、
同じ芸術というフィールドでつながっていて、
お互いレスペクトしながら協働作業する場面もあるようです。
こういう広い心がきっと素敵な芸術を生み出すんでしょうね![]()
この本を読んでいて、
確かに東京藝大は入るのも難しいけど、
入った後も日本で一番「学ぶ」ということに真剣な学生さんが
集まる大学なんじゃないかと思いました。
美校は3,4年生になるとほとんど大学に行くことはないし、
とっても自由でゆるい感じですが、それだけに自己管理が難しそう。
登場する学生さんたちは
まったくやらされている感はないんですよね。
特別その世界が「好き!」って訳じゃないけど、
もう理屈抜きで芸術が体の一部みたいな感じで、
いい加減に力が抜けているところが、また天才感を醸し出している![]()
でも、自分の目指す形に向かってとことん妥協しない。
まさしく職人者集団です!
その職人者集団が作り上げる学祭「藝祭」を
一度でいいから体験してみたいものです。
常識に凝り固まった私の頭は激しく揺さぶられるんだろうな![]()
芸術って世の中で不要なもの?
いえいえ、これは絶対世界平和のために必要です!!
愛すべき芸術家の卵たちの記録、是非ご一読あれ![]()

