おはようございます![]()
今朝はとっても冷え込んで、霜が降りてました![]()
最近は朝晩の暖房が必要になってきました。
秋というか、初冬の様相です・・・。
さて先日の函館蔦屋店で購入してきた本を読了。
『芸能人寛容論』 武田 砂鉄
まじめなんだか、ふざけているんだか分からないタイトルですが、
内容も、なんだかつかみどころのない感じ
でも、なかなか私にはツボでした![]()
どうでも良いような芸能人論を、
小難しい論理でとことん語ろうとするその姿勢。
それがその芸能人を最大限に愚弄することになろうとは。
こんなに小馬鹿にする手法があったのか…と感心しきり(笑)
前々からこの本は気になっていたけど、
店頭で「ファンキー加藤と日本の労働」の章を読んで、
この本を買おう!って思いました。
その昔、業績主義に日本全体が酔いしれていた時代、
音楽の動機はそこへの抵抗、例えば尾崎豊の「支配からの卒業」が
若者に支持されていたけど、
今では、どんな劣悪な環境にあっても常にポジティブな歌詞で
鼓舞してくれる音楽を若者は求めていて、
そんな音楽の象徴がファンキー加藤だ、とは著者の分析。
若者のやりがいを錯覚させることで、
低賃金・長時間労働を許容させる働かせ方。
それを認めさせることに彼の音楽は一役買っているのではないか?
う~ん、私はとても納得できる分析なんですよね~。
尾崎豊とか、浜田省吾とか、
彼らにはまず社会の理不尽に対する苛立ちとか怒りがあった。
でも、今の若者ウケする音楽には、それが全くないと思いません?
まず、今の状況を無条件に受け入れる。
その上で、それでも自分は自分。がんばっていこうぜ!
時には、同じような境遇にある者たち、傷をなめ合って行こうぜ!
みたいな・・・。
だから、私はファンキー加藤系の(?)の音楽には
まったく惹かれません。単なる世代の違いなのかな![]()
引っかかっていた、でもどうでも良い話を
ここまで熱く論理的に分析してくれて痛快でした![]()
あと、
「やっぱりEXILEと向き合えないアナタヘ」や
「aikoの魅力がわからないんです」も笑えました。
とは言え、全部が全部、芸能人の悪口じゃありませんよ(笑)
柳沢慎吾という芸は、絶賛してました。
私も彼は大好き!これまた激しく同感です![]()
テレビや芸能界という、正直どうでも良いことに、
とことん向き合ってみせるぞ!という姿勢に、
著者のちょっと屈折した「愛」を感じました![]()
