こんにちは![]()
もう12月。
年賀状やら、大掃除やら、気忙しいですが、
私にとって一番の気がかりは「年間ブックランキング」![]()
ブロ友さんの中にも
今から頭を悩ましている方もいるようで![]()
自分のランキングよりも、
ひと様のランキングが楽しみなんですよね![]()
さて初めての三谷幸喜小説。
エッセイは大好きで読ませてもらっていたんですが、
小説も三谷さんらしい、とても個性的でふざけたタッチ![]()
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時は本能寺の変で織田信長が失脚した直後。
天下統一を目前にして大将を失った織田家の目下の問題は、
後継者選びであった。
柴田勝家
羽柴秀吉
丹羽長秀
滝川一益
今や織田家の4大家老たちが清須に集結し、
自分にとって有利な世継ぎを推挙しようと目論んでいた。
筆頭家老の勝家は、信長の3男・信孝を
その活躍目覚ましい秀吉は、次男・信雄を
戦国の混乱の時代。
権力闘争の上に、積年の恨みが複雑に重なり合い、
世継ぎ問題は混迷を極めていく。
劣性とみられていた秀吉には
起死回生の秘策があった。
情に深く、単純明快な勝家、
策に長け、狡猾な秀吉、
軍配はどちらに上がるのだろうか・・・。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
登場人物のモノローグという形で
物語は進んでいきます。
時代小説にありがちな言葉使いではなく、
平易な口語でスラスラと話が入って来るので、
時代小説はニガテという人にもとっつきやすいですよ。
特にバカ息子として名高い(?)信長の次男・信雄のセリフは、
「ウケちゃったよ」「なんだよそりゃ。」「驚いちゃったなぁ」とか。
完全にふざけてます(笑)
それにしても、こんな歴史的な会議が清須で行われていたことを
全く知らなかった私にとっては、とても勉強になりました。
こんな権力闘争、政治的駆け引きがあったんだぁ~。
秀吉はやっぱり天下人になるべくして現れた人物なんですね。
一筋縄ではいかない人たらしです![]()
でも個人的には小狡い人間は好きじゃないので、
勝家を応援しちゃいました![]()
実際に起こったこととしては、
史実に基づいて描かれているんでしょうが、
あくまでも登場人物のモノローグによって
全編が構成されているので、本当に登場人物が
そのように考えていたかどうか謎。
そこは三谷さんの想像の世界ですよね。
でも、それが史実とぴったり噛み合っちゃうから
説得力満点です。面白い![]()
秀吉役を大泉洋が演じている映画も観てみたいな。
小説の世界でも魅せる三谷ワールドを
存分に堪能してください![]()
