こんにちは![]()
今日は錦織選手、残念でしたね。
でも準優勝だなんてスゴイ![]()
私にとって、
もっとスゴイのは、クルム伊達選手![]()
だって、彼女私の同い年なんですから![]()
あの強靭的な精神力と体力に
ただただ脱帽です![]()
少しでも伊達さんに追いつこうと、
私も毎日ウォーキングは続けておりますよ![]()
さて、いつも楽しいエッセイが魅力の群さん。
以前読んだ群さんのエッセイで知った
森茉莉さんの『贅沢貧乏』は
お嬢様育ちの彼女が晩年、小さなアパートメントの1室で
貧乏ながらも自分の美意識にかなったものだけに囲まれて
生活してた様子を綴ったエッセイで、
群さんがとてもお気に入りの1冊です。
森茉莉さんはあの文豪・森鴎外の娘さん。
私も『贅沢貧乏』に触れてみたくて、
早速読んでみたんですが、
旧仮名で描かれる独特の世界観になじめず途中で挫折![]()
そんな苦い経験がありましたが、
やっぱり森茉莉の不思議な魅力が頭から離れず、
『贅沢貧乏のマリア』を手に取ってみました。
持ち家、料理、結婚、一人暮らし、子育て、お洒落、
作家という仕事、父、兄弟・・・
群さんの身近な日常の視点から、
森茉莉の作品からうかがい知れる彼女へと視点は移っていきます。
群さんにとって、
女性として、作家として大好きな森茉莉に対する感想を
率直に書き綴るスタイルがとても小気味良い![]()
時には共感を持って、
時には批判的に、
若いときに感じていたことが
群さん自身が歳を重ねることで
変化してきたことも書いていらっしゃいます。
森鴎外というあまりにも大きな存在の父親を持ち、
ずっと世間知らずのお嬢様育ち。
世間一般とはかなり外れた価値観を携え、
2度の結婚に失敗し、子育ても途中放棄し、
晩年はゴミ屋敷に住まい・・・
自由気ままに生きた森茉莉。
破天荒な人生を歩んだ彼女のすべてを
許容することはとてもできないけれど、
でもそこまで徹底的に「自分」を生きたことに感嘆してしまう。
群さんの気持ちも分かります。
凡人では絶対できない生き方ですものね。
「お洒落」という章では、
シンプルなお洒落をこよなく愛した森茉莉への
賞賛の眼差しが惜しみなく記されています。
私も年々、着るものがシンプルになってきました。
街で覗く店も、着るブランドも、着るジャンルも
絞られてきました。
流行よりも、自分が着ていて気持ちの良いものって
選ぶと自ずとそうなっていくんですよね。
お洒落だけじゃなく、
生き方そのものがどんどんシンプルになっていくのかも。
人間関係とか、働き方とか、遊び方とか。
余計なものをどんどんそぎ落として行って
自分にとって本当に心地良いものだけが残る。
そんな生き方が理想だなぁって思います![]()
だから私も森茉莉の「贅沢貧乏」的価値観には
とても共感を覚えます。
人生シンプルに。
豊かな生き方って、そこにあることを
気づかせてくれる群さんのエッセイ。
中年に差し掛かった女性の胸に響く
1冊だと思います。
是非お試しあれ![]()
