毎日移動していると、老齢者の方の中に、痴呆になった母と同じ顔付きをしている方を見つける。
母は、義理の母、私の父方の祖母が物忘れが酷くなったとき、
あんな、ノッケの顔をして!と怒鳴りつけていた。
ノッケ、能面のように感情がないかのような顔付き。
アルツハイマーの典型らしい。何をしても感情は動かず、勿論感謝など言えるはずもない。
だから、病状がすすみ、排泄も思いのままにいかなくなったとき、
ママ、いい加減にして‼️と私は母に怒鳴った。
父が亡くなり、我慢して2年生きてくれて母は何も言わないで、幾ばくかのお金を残してくれた。
いま日曜日の夕方になると、母のいた特養から眺めたのと同じ夕日を見て、
生きていてくれた事は、どれほど有り難かったか、私は涙がでて、とまらないのだ。
御心のままに。そう妹の事も祈る。



