お勧め!『鳥のお医者さんの「発情」の教科書』☆ 鳥専門の獣医師による、鳥の発情抑制の方法を学べます。 犬や猫は、避妊・去勢によって発情対策ができますが、小鳥ではそういう方法をとれません。 これまでに推奨されてきた発情抑制の方法は、 「鳥を見ない。触らない。話しかけない。ケージを頻繁に移動させる」というようなもので、 鳥にストレスやショックを与えて発情を止める、というのが一般的な抑制方法でした。 この本では、鳥のQОL(クオリティー・オブ・ライフ)を優先した発情抑制の方法を教えていただけます。 『鳥の「心」を大切にするのか、「体」を大切にするのかという二つの価値観があります。 心を大切にするというのは、鳥の好きなことをさせたい、鳥に我慢をさせたくないという考えです。 体を大切にするというのは、健康を考えた生活をする、健康のために多少なりとも 我慢させる考え方です。』(『鳥のお医者さんの「発情」の教科書』3章より抜粋) 自由な飼い方をしてきた場合、途中からの発情抑制は鳥と飼い主、双方にストレスがかかり、なかなか実行が難しいです。 鳥をお家にお迎えする前に、予習しておくことをお勧めしたいです。 『鳥のお医者さんの「発情」の教科書』 海老沢和荘 著 2024年3月25日発刊 1章 鳥の体・性の話 2章 発情期を理解しよう 3章 発情抑制につながる暮らし方 4章 ホルモン療法薬による発情抑制 5章 発情に関連する病気 (特集1)卵にまつわるQ&A (特集2)飼い主さんからの質問コーナー 巻末付録:20鳥種別!発情抑制対策・お役立ちシート