2011年4月19日(火)
某動物病院の院長と、インターン?らしき男性二人で来られました。
玄関を開けて挨拶していると、玄関横の文鳥部屋から、バババーッ、ババババーッと羽ばたきの音がやたらに聞こえました。
普段から、朝、起こしたら放鳥という生活のため、午後の往診の時間まで、鳥かごの中に入れておくのは困難なので、文鳥部屋の中に放鳥した状態でした。飼い主の手にとまらせて、獣医師に見せることができると考えていたためでしたが、あまかった。(>_<)
文鳥部屋に閉じ込めておくのも困難なため、往診の時間の少し前まで、逆に文鳥部屋に入れないようにして、和室やほかの場所で遊ばせ、飽きて文鳥部屋に戻りたがるようにさせました。往診の30分ほど前に文鳥部屋に戻し、部屋に閉じ込めても出してほしいと要求しない状態にしておきました。
獣医師たちを部屋に入れると・・・ぶんぶんとのっくんは一緒に部屋の中を、隅から隅まで飛び回っていました。(^-^;)
先生方は、すぐに部屋の隅に正座で座られたので、診察してもらおうと、飼い主がのっくんを迎えに行くと、ぶんぶんと一緒に、バーーッと一目散に逆方向へ逃げます。何度かそういうことをして、興奮して、つかまらないので、しかたなく、のっくんがおちつくまで、座って問診を受けることに。
獣医師は、鳥かごの様子や、エサを見たり、遠目(3メートルぐらい)に、のっくんの様子を見てくれました。デジカメを持って来られていて、それで、動画を撮ったり、写真を撮ったり、ズームで見たりしていただきました。
翌々日(4/21)の のっくん。
この間は、セキの症状は出ず、でも、呼吸器に問題があると、無理に捕まえると悪化するかもしれないということで、遠目に見ていただくだけにしてくださいました。
体重計と体重を測るために入れる小さなプラケース、そのう検査をするための道具もお持ちでしたか、当然、使えませんでした。
甲状腺腫かどうか、というのは、レントゲンをかけてみなければ分からず、そのためには、病院に連れて行く必要があります。でも、現在のような状態では、キャリーに入れて連れていくにしても、道中、そうとう暴れることは想像できるので、まず無理です。
家で麻酔をかけてもらって、そのまま病院まで車で連れて行ってもらい、レントゲンを撮って、麻酔が覚めないうちにまた連れて来てもらうとかできないのか、と質問しましたが、麻酔をかけると、そのまま目覚めないかもしれないので、できないと言うことでした。
・・・でも・・・レントゲンをかける時には麻酔、必要ではないかと思うのですが・・・?
専門学校で、動物病院に実習に行った際には、セキセイインコでしたが、鼻から麻酔液を1滴たらして、レントゲン(羽根の骨折の疑い)をかけていました。
病院まで車で10分程度とはいえ、ある程度、長時間、麻酔が効くようにしないといけないと、麻酔も強くなり・・・だから、できないのかもしれません。
そういうことなので、はっきりした診断はできず、抗生物質(総合ビタミン入り)とヨードを処方していただきました。
この時、初めて鳥用のビタミン剤があることを知って、後日、取り寄せて使い始めることになりました。超有名な、ネクトンSです。
この日には、どうしてのっくんたちが興奮していたのか、分からなかったのですが、よく考えたら…文鳥部屋全体が、自分たちのテリトリーという意識があったので、そこへ、見知らぬ大きな人(背の高いがっしりした男性が二人)が、縄張りにいきなり入ってきたからだろうと。
鳥かごの中に入れていたとしても、カゴのなかで暴れたと思うので、やはり、診てもらえなかったかな、とは思います。カゴは奥行きがあって、腕の長い私でも、カゴの中の子を捕まえることは難しいので。のっくんだけ鳥かごに閉じ込めるのも困難だし(絶対に出たがる)。
ちなみに、ひなたは、ひなたの鳥かごの中にいましたが、やはり、暴れていました。(^▽^;)
逃げよう?として、羽根をバタバタしていましたが、身体のバランスが悪いので、ほぼ、その場でぐるぐる回っていました。
往診当日は、獣医師が帰られた後も、興奮状態が続き、飼い主が近づいても逃げる状態だったので、写真も撮れず。
そのまま文鳥部屋で放鳥したままにして、そっとしておき、数時間後の寝る前ぐらいになって、やっと、少し落ち着きました。が、飼い主の手に乗ったりもせず、よそよそしい、ぶんぶんとのっくん。
翌日になって、普段通りに戻りました。

