2011年4月12日

am9:30ごろ 和室でPCボランティア中。のっくんのキャンキャンと鳴け続ける声が聞こえる。

最初は、発情鳴きかと思ったものの、ぶんぶんの求愛ソングは聞こえないし、ずっとキャンキャン鳴き続けているので、何かあったのかもと、急いで文鳥部屋に。

 

止まり木にとまってキャンキャン鳴いている。

何が起こっているか分からないのか茫然として隣にたたずむぶんぶん。

 

見た目では、特に何もない感じがするのに、キャンキャン大声で鳴き続けているので、ひとまず、写真を2枚撮ったあと、たまご詰まりかもしれないと思って、のっくんを捕まえてみました。

 

お腹を触ってみるもスッキリしている。この間もキャンキャン鳴き続け。

よくよく見たら、排泄腔から5ミリぐらいの赤いものが出ている。脱肛のようです。

 

指で触るとばい菌がつくかもしれないと思って、ティッシュを取り出して、排泄腔が開いた瞬間を狙って、そっと押したら中に入ってくれた。

解放したあとも、しばらくちいさな声で鳴いていたため、おかしいと思って巣箱を確認。(am9:47)

たまごは、無事に産んでいた。たまご表面にブツブツが多い。シャーペンで日付を入れようとしたところ、穴が開いてしまった。カラはもろい。

 

その後も、呼吸と共にキッキッと鳴き続け、開口呼吸をしている。

 

外出して13時に帰宅後も、たびたび鳴いている。

水浴びの時間になってお風呂場に連れて行っても嫌がってしない。文鳥部屋のドアの取っ手やキャリーゲージまでは飛んでいくものの、部屋からは出ない。

エサは口にするが、実際に食べているのは少しのよう。フンはよくしているが小さいフン。

青菜も食べない。お米をくわえるが、食べられずに落としてしまう。

寝る前の水浴びもせず、羽根づくろいもしない。よほど痛かったのか、ショックが大きかったのか。。。

 

夕方の、のっくん。

 

様子を見る合間にネットでいろいろ検索して調べてみました。

 

【脱肛した場合の処置方法】

◎消炎剤と抗生物質のジェルを患部に塗って、消毒薬につけた綿棒で押し込む。

◎リバノールで洗浄。傷用のイソジンをつけた綿棒で押し込む。

これは、動物病院でしかできそうにないので、ほかにも調べて・・・

 

◎綿棒にオリーブオイルをつけて押し込む、あたりが自宅でできる対処かと思います。

押し込むときに、キャンキャン(鳴き続けていた)鳴くのと同時に排泄腔が開いたり締まったりしていたので、開いた瞬間を狙って押し込むとすっと入ってくれました。

 

長時間、脱肛したままにならないように、たまごを産む前後は気をつけて見てやらねばならないですね。

 

また脱肛したときのために、もっとも細い綿棒を買って備えました。

ベビー綿棒(100円ショップ)

その後の産卵でも、もう脱肛はありませんでした。