『うちの鳥の老いじたく- 小鳥から大型インコまで さいごの日まで幸せに暮らすための提案-』
細川 博昭 著 2017年11月10日 発刊。
新聞に出版広告が載ったのを見て知りました。12月の広告だったと思います。
まずは、借りて読んでみて、良ければ購入しようと思い、図書館で予約しました。
確保の連絡が入ったのが、1月に中旬。すでに、ぶんぶんは虹の橋を渡ったあとでした。
もっと早く読んでいれば、もっといろいろできたかも、ということも多く、つらくて少しずつしか読めませんでした。
ぜひ、愛鳥が、まだまだ元気な時に読まれることをお勧めします。
1章 鳥の「老い」について、知っておきたいこと
動作・行動に診られる老いのあらわれ、体に見られる老化の症状がまとめられていて、事前に知っておくと対応が早くできて良いと思います。
2章 どう暮らそう?老鳥との生活
老化による対応のしかたがまとめられています。
3章 老鳥の病気と健康の維持
体重管理の大切さが書かれています。
うちでは、鳥かごの中だけでなく、遊び場にもエサと水を置いていたので、獣医師から、一日のエサの量だとか、飲み水の量などを聞かれて答えられず、特に薬を水に混ぜて与えるため、飲む水の量を調べてと言われて困りました。調べるのが大変でした。(^o^;
体重も測れず、普段、一日に食べているエサの量も調べられませんでした。
ネット検索して調べていると、鳥専門の動物病院のホームページに、
『小鳥は一日50個前後のフンをする』
と書かれていたので、それから、フンの数を数えてみるようにしてみました。
老鳥になってからですが、毎日、フンの数を調べたところ、夜に5~10個、放鳥時には、30~40個前後でした。フンの数が減ったら、食べている量が減っていると分かる目安になりました。実際、エサの減り方が少ない、あまり食べていないと感じたときは、フンの数も少なかったです。
4章 老鳥とのコミュニケーションとメンタルケア
老化の段階にそっての対応が書かれています。
5章 看取る日のために
高齢で病気がてできた時、どこまで治療するのか、どのような看護するのか、参考になると思います。動物病院で、「半日入院」などができるとは思いませんでした。
どうしても、看られない時間だけ動物病院に入院させてもらえるようなら、後悔は少なくてすむかもしれませんね。
このような本では、見当違いなことが書かれていたり、昔から通説として伝わっているけれど、根拠のない情報が書かれていることもありますが、この本ではそういう記述はなかったです。
役立つ知識がいっぱいで、お勧めの本です。\(^O^)人(^O^)/
