ハハと外出先から帰ってきたら、一階のテーブルの付近に『ごぼうチップス』がケースをぶち破って、完食されていた。

  ワタシ「あーあ、オカーサン、こんなんなってるデ。怒りや」
     (ワンコの口の届くところに食べるものを置くなとさんざん言ってて、
      今回、それを置いていったのはハハであるので、テケトーである)
  ハハ 「あー! 全部食べたんかっ。 クーちゃん、ちょっと来なさい!」

  しばし、叱られるワンコ。ハハの叱りは基本的に甘い。
  そして、叱りの時間が終わって「もうよろしい」といわれて、立ち去った後には
  オシッコをチビッた跡が・・・・(笑)

  ハハ 「んもー、なんで怒った後でオシッコの始末せんといかんのよ。」

  まぁ、お約束である。

二階に上がったら、ハハの布団の上に『黒かりんとう』の袋がバリバリになって落ちていた(笑)。

そして、なぜかワンコはワタシの布団の上に座って尻尾を振っている。

  ワタシ「ちょっと! オバチャンのオヤツ食べてんから、オバチャンのお布団
      に座りなさいよっ!!」

抵抗するイヌ。オシリを目いっぱい押すワタシ(手加減なし)。
ハハが上がってきたので「ホレ、ここにもあるでー」といいながら、足まで使ってワンコをずり押す。

ハハに叱られて、ワタシの布団でチビられるなど理不尽である。
ここはなんとしても、ハハが叱り始めるのを止めてでも、ワンコを移動させねばならん。

成功。

それにしても、最近は袋物を裂いて中身を出す技を習得したので困ったもんである。
チチが生きていた頃、ハハが「オトーサンが引退したら、新婚旅行で行った宮崎に、もう一回行きたいね」と言っていた。

最近、ハハが電車を見るたびに「あーあ、旅行行きたいな。温泉行きたいな。」というので、親孝行なワタシは「よし! 久しぶりに新幹線にも乗りたいし、九州方面へ・・・」と、下心マンマン。でも、宮崎と言っても広うございます。せっかく宮崎に行くのなら、新婚旅行で行った先のひとつも加えてやろうじゃないの。

そう思ったワタシはハハに「オカーサン、新婚旅行、どこいったん?」と尋ねた。
「んー、函館」

・・・・・・却下。

大阪からの方角が違うから。

カワイソーな、チチ・・・  (T_T)
実の親と義理の親で、微妙(で済むか?)な差がでてくるのは当然。
それまでの関係のよしあしによっても変わってくる。

いずれにせよ、お互いに遠慮なしの言い合いができるのが理想だと思う。

物忘れはひどいけど、瞬間瞬間の会話が成り立つ程度である場合は、いくらでも手のうちようがあると思うのだ。

家族みんなで、他愛もない会話をして、笑って、たまにカラオケなんかをして・・・「お婆ちゃんは忘れるまでの時間が短いんだな、そういう人なんだな」と思うことができたら、随分と楽になると思う。

介護する側も、介護される側も。

「忘れちゃう人」だから、施設や病院にいったら、子供も孫も忘れられるのではないかと思う。
毎日順番にお見舞いにいって話しかけることでもしない限り。

介護職の人たちには全く罪はないのだけれど、被介護者にとって「仕事で世話してくれる人たち」と「世話してくれる家族」って、違う。
重ねて言う。介護職の人たちが悪いのではない。彼らは「仕事をしている」だけなのだ。なにも悪くない。彼らに家族と同じ気持ちを持てというつもりもない。

でも、被介護者はその「気持ちの違い」という、わかったようなわからんような「何か」を「感じ取る」のである。

ワタシはそう思う。
ウチはまだ特老施設などに入れる予定はないけれど、そして「絶対入れません!」と断言することもできないけれど、ハハがワタシの顔の区別がつく間は、家にいてもらおうと思っている。

でも「介護度」上がると出費も上がるからなっ!!むかっ(怒り)


そして「介護度」を上げるといっても、こっちが思っているように都合よく上がるものではない。認知症だけでは特に症状が酷くない限り一ヶ月施設に入るのは難しい。
また特老などの施設は「待ち」が多くて、こっちの都合のいいように入所できるものではない。
覚えておくと便利。

「介護は家庭で」っぽい文章になったけど、ワタシは別にアベ信者ではないww
ここにもちゃんと税金をまわしてくれなければ、国民みんなが困ることに気づいとらんのか? あのアホウはむかっ(怒り)むかっ(怒り)

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■家族が認知症になったら…考えたことある?
 (ママスタジアム - 10月12日 15:00)
 http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=176&from=diary&id=3092804

もしも自分の両親、夫の両親が認知症になったら…… と考えたこと、ありますか?みなさんもそう遠くない未来に、誰かを介護・看護する可能性は少なくありません。

■「面倒をみること」の意味

どんなふうになっても、自分たちで面倒みますか?」と不安げにかたるトピ主さん。自分の家族がもしも認知症になってしまったら、自分は一体どうすればいいのかと悩んでいます。トピには実際に病気をわずらっている家族がいる人からも意見が寄せられています。

『きれいごといってられなくなるよ。祖母が認知症になったんだけど、誰が誰だかわからなくなるし攻撃的になることもある。ずっと一緒にいると本当にこっちがまいっちゃう。施設にいれたりヘルパーさんにきてもらうと「見捨てた」「手抜き」だのいう人もいるけど、自分がその立場じゃないからいえるんだろな。家族が家族じゃなくなるんだよ。おばあちゃんってよんでもあなたどこの子?って……。両親だったらもっとショックだと思う。』

『義理の父が認知症。預けたくない気持ちはわかるけど、認知症とつきあっていくには上手くデイサービスやショートステイを利用し、場合によっては施設のことも考えないと共倒れになってしまうこともあるとケアマネさんにアドバイスもらった。大好きな義父だから、施設にはいることになって家族のことを忘れてしまっても、ちょこちょこ会いにいこうと思ってる。』

『私の両祖母、旦那の祖父が認知症。まわりも自分も大変なのをみてるから、親は子どもに迷惑かけたくないといってるよ。本当に壮絶です。娘のことだって「知らない人がいる!お前誰だ!」ってなる。』

■今からできることってある?

介護や看護の問題なんてまだまだ先のこと、と考えていてはすでに遅いかもしれません。いつなにが起きるかわからない危機感をもって、できることから始めてみましょう。

『できるなら施設にお願いしたほうがいいと思う。認知症の介護なんて大変すぎて家庭まで崩壊しかねないから。』

『実親は施設にいれてと話している(貯金は大丈夫)。義親はお金がないからどうするんだろう?でも、少子高齢化で施設やホームが足りない地域もあるから、料金が高い施設じゃないとはいれなそう。』

『私もそれが理想だけど、いざそうなったとき、タイミングよくそういう施設にいれてもらえるように、今から施設に寄付金とかしておかなきゃって思ってる。あとお金も貯めておかないと施設も続かないよね。』

『私は預ける。普段から親とはそういう話してるし、親自身、ホームにはいる為に貯金してるよ。まだ50代ですが。』

義理や人情を抜きにして、一度現実的に考えることが双方にとって大切かもしれません。大事な家族だからこそ、お互いにとってよい選択をする、意見を伝え合っておく。そうすることで安心できる点もあるはずです。
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ハハと夕食に行く時に、事前にワタシは「毎日家賃の取立て」というヤクザな用事があるので、それが終わったら、ハハに電話をかけて最寄の駅で待ち合わせをする。

いつもワタシが先に着くので、お茶を飲んだり、スマホを触ったりしながらしばらく待つことになる。

今日も待っていると、信号を渡ってハハがこちらにやってくるのが見えた。
手を挙げて合図をしようとしたら、ハハがある場所で「ぴたっ」と立ち止まって、半分口をあけてナナメ上を見上げてピクリとも動かなくなった。

「・・・おいおいおい・・・まさか、線が切れちゃったんじゃないだろうな・・・」と不安になるワタシ(笑)。

ハハのほうへ近づいていくと、ナナメ上を指差す。
「んー?」とその方向を見ると、皆既月食の途中だった。
商店街のアーケードの隙間から、赤いようなオレンジ色なようなお月様が見えた。

ワタシは今日のその時間帯がその時だとは知っていたけど、まったく、コロリと忘れていた。

しばらく見ていたのだが「見ててもお腹膨れへんから、食べに行こう」ということになり、食事に行った。

食事を終えた帰り道、お月様を探しながら歩くハハ(ナ?覚えてるやろ?笑)が、さっきとは違う場所で「あったあった! さっきとは反対側が赤いわ」と言った。

なんというか・・・ワタシって情緒もヘッタクレもない人間だなぁ・・と思ってしまった・・・トホホ。
最近、思うこと。

認知症って、重症でなくて、その場その場の会話が成り立つ程度の人の場合、本当に「忘れるまでの時間」がイロイロあるだけで、彼らは彼らなりに「これは忘れちゃいけないBOX」とか「これはできるだけ覚えておこうノート」みたいなのがあって、彼らの中で優先順位があるんじゃないかという気がする。

彼らの中の「優先順位」がどういう基準できめられているのかは本人以外の人間には分からない。

本当にね「なんでもすぐに忘れちゃう」ワケじゃないんですよ。
「え?そんなこと覚えてたの?」ってびっくりすることがすごく、ある。

だから、ほとんどの人にとって「今日は何日か?何曜日か?」なんてことは、ドーデモイイことなんじゃないだろうか。
働いてなかったら、テレビ見るのに覚えてないといけないくらいじゃない?
カレンダーを見てもわからないけど、新聞をみたら分かる。
ワタシにきいてもいい(でも時々妖しい←くやしいことにこれもわかっている・笑)

だから、瞬間の会話がなんとなく成立するのなら、そこを乗り切るのは、そんなにむつかしいことではないように思う。