体重を落としてベストフライトウェイトですね♪
ところで…
以前から僕は猛禽の肩乗せにはダメ出ししてきました。
僕が猛禽を飼い始めた14年前、鷹狩りをしている諸先輩にきつく言われたことは「肩に乗せるな!」でした。
飛んできて肩に乗りそうになったら、振り払うくらいの態度でやめさせなければならないと言われました。
グローブ以外に乗れば爪が刺さって大ケガになる可能性大だからです。
小さな猛禽でも爪にはネズミやヒヨコやウズラの細菌があるかもしれないので小さな傷でも危険はあります。
心夢が途中で塀に飛んで行くのは、僕がグローブの手を出していないから。止まるところがないから塀や垣根に止まります。
グローブを出してコールすると飛んできます♪
これを肩に止まることを許すと誰の肩にも止まり、バードショーの時も収拾がつかなくなります。肩に乗る子は頭にも乗ります。危ないですね。
そしてもう一つ。
肩に乗せて散歩する人が最近いますね。
フクロウにとって肩は傾斜があり、歩く時は揺れて、とても居心地の悪い、疲れる場所です。
鳥は高いところに止まりたがるので、ほおっておけば、肩や頭にも乗ってきます。それを「うちのフクロウはよく懐いているから、手だけじゃなくて、肩や頭に乗れちゃう」と勘違いしている人もいるみたいで最近のフクロウペット事情にはビックリです。
僕たちが猛禽を連れて歩くとき、手に乗せて、いかに手を揺らさず、フクロウを疲労させないようにフクロウが乗ってる手に集中して歩きます。調教を始めた当初は、どうすれば手の上の猛禽がフラフラしないか、いつも考えてました。
不安定に揺れる手の上ではフクロウはだんだん口を開けてハァーハァー、次に翼が下に垂れてきます。それは疲れている証拠です。
肩にフクロウを乗せて写真を撮ったり、家の中で肩乗せすることまで批判するつもりはありませんが、肩乗せ散歩はフクロウにとっていいことはないということを理解してください。
こんな批判的なことを書いてるので、フェイスブックのフクロウグローブからも事実上の閉め出しをされてる僕です^^;