猛禽の調教についてコレは猛禽調教ルアーです↓僕は猛禽の調教について、意識してブログに書かないようにしています。なぜかというと、猛禽の調教や飼育に関しては、「コレが一番、これ以外ない!」というものがないと思っているからです。種類や個体や環境によって、飼育も調教も変わってくる。僕がその方法についてココで書いて、それを呼んだ人が自分の家で自分の鳥を同じように飼育と調教ができるかというと、必ずしもそうじゃない。結果として、猛禽が不幸になる可能性が非常に大きいので、書きたくないのです。質問を受けたときにはメッセージで個別に対応させてもらっています。また飼育や調教について、国内にあるいくつかの鷹狩りの団体によっても大きく意見が違う。国内で出版されている猛禽の飼育本についても、異なる団体の人がそれぞれ書いているので、中身もかなり違う。どっちがイイというのではなく、どちらも正解で、あとは鳥の種類、個々人の生活環境、飼育の目的によって変わってくる。猛禽といってもタカ、フクロウ、ハヤブサ、コンドルは本来まったく違う生き物で、収れん進化の結果、似たような姿形や特製になっているだけ。犬はチワワもセントバーナードもすべて「犬のDNA配列」だけど、猛禽はタカといってもハリスホークとオオタカは違うDNA配列、まったく違う生き物なのです。犬とオオカミ、またはキツネくらいに違うのかも(適当な意見ですが…)。オオタカの経験があってもフクロウやコンドルはまったく別物だと思って調教していかないとダメだと思ってます。今日はヒメコンドルにルアートレーニングをしました。別にハヤブサのようにルアーリングしようというのではなく、ルアーだとイイ餌、好きな餌、大きな餌が付いているということを学習させておくことで、パニックで高所から下りてこないときなどにルアーで回収するためです。今日はルアーに活ヒヨコをつけての学習です。