「フクロウからのプロポーズ
」 読みましたか?
フクロウをヒナから育てるアメリカでの話なのですが、著者が専門機関で働いていたこともあり、けっこう専門的
半分まで呼んだところでの反省…
・茶色のくさーい糞(盲腸糞)は、イヤなときにする。
経験あります。確かにそうですね。でも最近ぜんぜんしなくなった気がする。
・頭を振ってのイヤイヤポーズは嫌悪の最終表示…もう我慢できない!という仕草
んー、そうなんだ。可愛いとしか思っていなかった今度は周りをよく観察しよう。
・脂を出して羽に塗りつけないから、ずぶぬれになる。
コレを知らなかったのは、ホントに恥ずかしかった
著者の飼い方は室内での完全自由飼育。
「ザ・フクロウ 」に書いてあった…フクロウ小屋に人間が住む覚悟でフクロウを飼う…あれですね。
ブログ仲間でも実践されている方も多いですね。
僕は調教飼育なので、ちょっと飼育スタイルは違いますが、メンフクロウを愛する気持ちは同じ
読んでいて、共感と反省と励みになる本でした。
そして、とにかくあらためてメンフクロウ・ラヴです
読んでいてひとつ思ったこと…
本の中のメンフクロウ;ウェズリーはとても神経質で時に攻撃的に書かれています。
うちでいうとアフリカオオコノハズクの夢羽太によく似た性格です
すぐに威嚇し、他人の前ではぜったいに飛ばない…
心夢は怖いモノ知らずで、ハリスホークの爪が届く範囲でも平気で飛んでいき、そこで普通に餌鳴きする
何度もヒヤヒヤされられました
バードショーでは毎回数十名と記念撮影をしても、いつも落ちついた様子(もちろんストレスではあるでしょうが)。
餌を見せれば、初対面の人のグローブにも飛んでいきます。
心夢は生後約1年で家に来ているのですが、とってもいい仔になってくれました
本を読んで痛感したのは現在のエサの供給状況のありがたさです。
著者は20年ほど前から飼育をして、当時はエサの確保が大変だったと書かれていました。
今の日本はいくつもエサ動物の業者があり、そのおかげで猛禽類もは虫類も普通に飼えるのですから、ホントにありがたいです。
20年前の日本では、まだまだ猛禽飼育の現状は厳しかったようです。エサは鶏頭が中心とかね
最後にあまり詳しく書かれてなかったけど、本の中で著者はメンフクロウの片足だけに脚革をして、ある程度飛べる長さで過ごさせる時間もあるように書かれていました。
これは危険なので、フクロウを飼育しようと思う方はしないことをおすすめします。
まず飛んだ勢いでヒモが伸びきったときに、片足だけにテンションがかかるので脱臼の危険性が高い。
それは両足につけても言われていることなので、片足ではよけいに危険です。
もうひとつ、かわいそうだからと長めのリードにすると、飛ぶ勢いが増して上記の脱臼の危険性が増す。それプラス、なんといってもフクロウがリードに絡まる事故がとても心配です。
繋ぐなら両足にやや短めに。
繋がないならジェスも付けずに自由に飼育する。
猛禽飼育にはいくつかの派閥のようなモノもあり、飼育や調教について書くと、かならずそれに反論する方がいるので、僕はあまりブログでは書かないようにしているのだけど、あまりに気になり、また大切なことなのであえて書きました。だからコレについてのご意見のコメントはご容赦ください。
今日も一日キラキラの日常を過ごしてくださいね
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