余談ですが。
旅行前、韓国語教室で「韓国旅行で必ず使う言葉ってなんですか?」と、みんなに質問したら、
「화장실(トイレ)」
と、声を揃えて返ってきたんですけど。
彼と待ち合わせをしている『101 PINE AVENUE』ビルで、受付のお姉さんにトイレの場所を聞いた時、そのことをハッと思い出しました。
ほんとだww。みんなの言ってた通りだったwww。
韓国に来て、最初に使ったちゃんとした韓国語が「화장실 어디입니까?(トイレどこですか?)」でした
ww。
そして、いよいよ運命の初対面![]()
トイレで身なりを整えてからビルの玄関を出ると、それっぽい男性の背中がそこにありました。
シャツにジーンズ、そして黒いリュックを背負ってるww。
絶対そうだ。彼だ。
確信したものの、なかなか声が掛けられず。
すぐ後ろに居ながらもLINEで、「どこ? どんな格好してる?」と送ると、目の前に居る彼はポケットからケータイを出して、「アイボリーのシャツにジーンズ
」と返事を返して来ました。
間違いないww。
次の瞬間、彼がチラリと振り返った。
バチッ
!!!
お互いの目が合ったのに、ぷいっと知らない顔された![]()
え???
戸惑っていると、彼は意を決したようにもう一度振り返って、私の方へ近付いて来ました。
「ホテルどこ? 運ぶよ」
多分、韓国語でそんな感じのことを言ったんだと思う。
すごい早口だし、私に向かって話し掛けるという感じでもないし、何を言ってるのかよく分からないけど、慌ただしく私のスーツケースを持って歩き出そうとしています。
「あ、えっと。こ、このホテルを予約してるんだけど……っ!」
私は日本語で言って、プリントして来た地図を見せました。
彼は地図を手に取ると、またブツブツと独り言のように何か言いながら、スーツケースを引いてズンズンと速足で行ってしまいました。
え?え?え?
「あんにょん」とか、「チョウン ペェケスミダ(はじめまして)」とか、「マナソ パンガスミダ(会えて嬉しいです)」とか、会ったら言おう!と、詰め込んで来た最初の挨拶を吹っ飛ばし……。
私はオロオロしながら、急いで、彼の後を着いて行きました。
