シンガポールからごきげんよう、リーダー(さくら)です!
(このブログは世界各地に散らばった仲良し3人組のニンジャガールズが、交換日記形式で書いていくブログです)
Hikariさんの、むかーしのコメントでリクエスト頂いた、仕事の話をひとつ。
アタシ今、日本だと、
フリーエージェント
って呼ばれる立場に該当するんじゃないだろうか。
店を閉じてから、数ヶ月の充電期間を経た後、ここ1年くらいはまたフリーランスで仕事をするようになったのね。
マーケティングのコンサルをやってきた経験であったり、実際にシンガポールでいくつかビジネスをしてきた経験があったりするものだから、自然と声をかけてもらう形でそうなって。
別に狙ったわけでも営業かけたわけでもないんだけど、気づくとそんな感じで、いくつかの会社と緩く繋がる働き方に落ち着いたんだよね。
とは言っても、オフィスにも行かないし、実働なんて少なければ週3時間とかでね
(忙しい時期には波があるから、優雅に遊んでられない月もあるわよ!)
そういう時間を利用して、ちょっとでも興味があることは、仕事になるかならないかを問わずに勉強しまくる日々を送ってた。
そして最終的に「よし、いずれ仕事にしよう!」と思えたのが、マインドフルネス瞑想。
でも、講師育成講座は卒業までに1年かかるのね。
それまでの間、別に現状維持でもいいけど、でももっと積極的に過ごすなら何ができるかなーと思った時に
仕事のやり方をアップデートしたい!
と、強く思ったんだよね。
いやー、フリーランスに戻ってからさ、コロナで世の中の働き方がすごく変わったことに気づいたわけ。
特にIT関連の人とかの仕事の進め方がめっちゃ変化しててさ、「ヤバいな、このへんで自分をもっと進化させておかないと、時代についていけなくなるかもしれん!」と思ったんだ。
そんな時、
世界で一番働いてみたかった会社のポストに空きが出た
ことを、人づてに知ったんだ。
(この話、すごくドラマチックだからそのうち詳しく書くね)
しかもこれがねー、奇跡的に、「え、この要件満たす人、シンガポールにアタシくらいしかいないんじゃないの?」みたいに、そりゃあもうピンポイントでアタシのスキルとか経験にピッタリでね。
数々の面接と、バックグラウンドチェックを経て、来月から
GAFAのうちの一社
で、しばらく働くことになりました。
(ここしばらく仕事の話が書けなかったのは、この案件に向けて諸々の整理や準備を進めていたからなのです)
フリーエージェント契約だけど、仕事内容とかコミットメントは社員と同じなので、なんと週5回オフィスに通うことになるよ!
一番の心配事は「朝起きられるかな?」だってことはみんな内緒ね!!
じゃあ、ここからご質問をいただいた、「どうやったら企業案件で食べていけるか」という話ね。
すごくハッキリ言ってしまうと、アタシのような生き方は、
運が全てです。
そもそもフリーランスでいられるのだって、シンガポールの永住権を持ってるからだけど、これだってたまたまシンガポール人とかつて結婚してたからもらえたものだからね。
マーケティングのコンサルをしてたのも、美容室だの飲食店だのをやったりしてたのも、声をかけてもらうことが続いたからで、別にそれを生業にするべく狙って生きてきたわけじゃない。
しかもアタシ、大学中退だから最終学歴が高卒なのよ。
フリーで一緒に仕事してきた大手コンサルファームの人たちも、某GAFAでこれから一緒に働く同僚も、みんな普通に大学院卒なわけで、アタシは本当に「なんか相当変わってるルートを独走してる人」なの、全く参考にならないの。
じゃあ、この「運」が掴める可能性を、自分なりにどう高めてきたかというとね。
基本、立ち止まらないでずっと「勉強」と「実績づくり」をやってきたから、チャンスが来た時に掴みやすかったっていうのはあると思う。
この年齢になるまで一貫して、仕事選びの基準は「勉強になるか」「実績が作れるか」の2つだけ。
安定も資産構築も慣れも快適さも、全て後回しにしてそれだけをやってきたから、
特殊なニーズが発生した時に、「この人しかその分野での実績を持ってる人がいない」という状況が生まれた
ってことが、何度もあったと思う。
でもね、これ、何度も言うけど、運だから。
実力とか能力じゃないのよ、本当に。
てか、この手の生き方は、
自分の運を実力だと勘違いした段階でうまくいかなくなる
ものだと、アタシは身を以て経験してきました。
良い時も悪い時も、「全ては運で決まってしまう」ということを忘れずに、奢らず腐らず、巡ってきたものを大事にするしかないんだなと思ってるよ。
結局はね、結果に執着しないで、「学びたいこと」「やってみたいこと」っていう、自分軸での選択を大切にする人が幸せに生きられるんじゃないかな。
自分軸で選択したものがもたらしてくれる心地良さとか充実感は、運には関係がないものだからね。
我ながら全く参考にならない記事を書いてしまった自覚はあるんだけど笑、この記事を読んでくれた全ての人の幸運を祈ってるよ。
働く我々に幸あれ!!
from SAKURA, with love.