シンガポールからごきげんよう、リーダー(さくら)です!

 

(このブログは世界各地に散らばった仲良し3人組のニンジャガールズが、交換日記形式で書いていくブログです)

 

 

 

 

 

虹虹虹虹虹

 

 

 

 

つばきちゃんの「ここではないどこか」に行きたかった話すごく共感した。

 

アタシも子供の頃から遠くへの憧れが強かったから、共感しかなかったよ。

 

 

 

 

ところで最近アタシ、自分のコンプレックスについてちょっと考えてみる機会があったのよね。

 

でね、アタシがこんなに遠くに来たのは、そして多くの面白い経験ができたのは、もしかしてコンプレックスのお陰だったんじゃないかって思ったんだ。

 

 

 

 

アタシにはコンプレックスが色々ある。

 

個性的すぎる学歴も、個性的すぎる容姿も、個性的すぎるキャリアも、ぜんぜん自己受容しきれてない。

 

でも今日のところはとりあえずは、学歴コンプレックスにフォーカスして話を進めようか。

 

 

 

 

海外の大学を中退した後、日本に帰国してから学歴コンプレックスに悩んだアタシは、学歴に代わるものを身につけようとしたんだよね。

 

そこで、ビジネスの基本って言われてるセールススキルを教えてもらうために、学歴不問で採用してくれてた某R社に入ったんだ。

 

でも残念ながらセールスは向いていなかった。

 

 

 

 

そこでアタシは「セールスしなくてもお金が作れる」スキルは何かって、必死で探し始めたんだよね。

 

やがてアタシは、セールス以外の方法で富を生み出す達人が、海外にいることを知って。

 

その人に教えを乞いたい一心で再び海外に出て、弟子入りしたんだ。

 

大学中退後に失意の帰国をしてからは、もう2度と海外に出るなんて無理だろうって決めつけて、いつも嘆いていたのにね。

 

 

 

 

アタシが普通に大学を卒業していたら、たぶんそんなに泥臭い道には惹かれなかったと思う。

 

激しいコンプレックスがなかったら、半径5キロ以内に、自分が納得できる役割をちゃんと見つけ出せた可能性が高いよね。

 

 

 

 

でもアタシには山盛りてんこ盛りのコンプレックスがあって、下品な言い方をするなら「劣っててたまるか」って気持ちがあって。

 

それが、尖ったスキルや生き方をどこまでも追い求めるモチベーションになってたんだよね。

 

断言してもいい。

 

普通にみんなが認めてくれるような大学を卒業していたら、アタシの生き方は良くも悪くも、全く違ったものになってたと思う。

 

 

 

 

これはね、良いとか悪いとか、もっと幸せだったとかいや不幸だったとか、そういう話じゃないんだ。

 

どんな生き方でもそれはそれで素晴らしかったんだけど、少なくとも、

 

 

 

 

アタシにとって、コンプレックスこそが、遠く遠くへと羽ばたいていくモチベーションだった

 

 

 

 

ことは間違いないって話をしたかったんだよね。

 

別に遠くに行くことがエライことだとも思ってないし、みんなが遠くへ行くこともないと思う。

 

ただ子供の頃、漠然と「遠く」に憧れていた、アタシのようなタイプの人間にとっては。

 

コンプレックスは足枷じゃなく、むしろ翼だったんだ。

 

 

 

 

なーんか最近、コンプレックスを愛でてなかった気がするな。

 

アタシの翼、アタシの相棒であるコンプレックスちゃんを、もっと認めてあげたい気持ちになったよ。

 

 

 

 

苦々しい思いもたくさん味あわせてくれる、一筋縄ではいかない相棒だけど、こいつのお陰でなんだかとっても面白い人生になったんだ。

 

 

 

 

そしてありがたいことに、アタシのコンプレックスは学歴だけじゃない。

 

容姿だってステータスだって能力だって、全然満足できてない部分がたくさんあることを、ちゃんと自覚しておこうと思う。

 

コンプレックスなんてなんにもないですよーみたいな顔をして生きられるくらいには、大人になったけど。

 

自分で自分のポーカーフェイスに騙されてるようじゃ、飼い慣らしてるつもりで飼い殺してるだけだよね。

 

 

 

 

アタシには、その気になればあっという間に国境を越えられるほどのエネルギーを秘めた、コンプレックスがたくさんある。

 

乗りこなせる時ばかりではないし、振り回されて落っこちて、地面に激突する時の方が多いかもしれない。

 

でも、抑え込めるほどヤワな相手じゃない。

 

 

 

 

だったらなんとか一緒に生きる道を模索し続ける方が楽しいんじゃないだろうか。

 

たぶん一生言うことは聞いてくれないだろうけど、旅は道連れって言うしさ、ほら。

 

アタシはコンプレックスと人生を旅し続けるんだ。

 

たとえ傷だらけになろうとも、願ってた目的地とは全く違う場所に行き着こうとも。

 

 

 

 

 

 

んじゃ、気長にお返事、お待ちしてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

from SAKURA, with love.