隣の人の本の結末
電車で隣に座っている人の本を覗き見した。
隣に座っている人が読んでいる本をとりあえず覗き見するのが習慣。
今日のお隣はごくフツーのお兄さん。
読んでいる本は文庫本で、改行がすごく多くて、少女漫画の挿絵がついていた。隣からも難なく読めた。
「僕、実は好きな女の子がいるんだ。」
「え・・・!」ばかばか、あたしの心臓、ぎゅっとするな!
「し、知らなかったなー、誰?取りもってあげるよ。」
「マチコが聞くとびっくりする 人。」
「えー、誰だろう。塔矢の好きな人・・・」
オチは誰でもわかるのだが、ところがそのシーン、ひっぱるひっぱる。
お兄さんがページめくってもめくっても
「んー、A組の関川さん?」
「ちがーう。」
とかやってる。
10秒で決着がつくと思ってたのに、遂に私が降りる駅になっても結論でずじまい。
で、バカな人は誰でしょう。
1 隣のお兄さん
2 塔矢
3 塔矢の告白を読むためだけに三件の本屋を廻り、同じ本を探し当てた私
探し当てたのかよw