嶺太へ


 昨日はお父さんの友達の野田のケンケンのうちにいって、

 7月に生まれた陽向太くんに会ったよ。


 4ヶ月歳。

 嶺太ははじめてのバレンタインデーで、

 お母さんからチョコレートをもらって

 抱えてた頃だよね。


 懐かしいなぁ。


 陽向太くんを抱っこさせてもらって、

 「嶺太もこんなだったかなぁ」って思い出してしまいしまいました。

 

 今でも嶺太はすぐに抱っこをせがむけど、

 まだハイハイもできない陽向太くんは

 とっても軽くて、やわらかくて。

 

 お父さん、なんだか涙がにじむ想いだったよ。


 コレくらいの頃から、

 お母さんは実家によく帰っていたから、

 嶺太を思う存分抱っこできてないなぁって。


 そりゃ、会えないよりは会えている今の方がいいんだけど、

 やっぱりお父さんは、嶺太とたくさん時間を一緒に過ごしたい。

 抱っこして、一緒にお風呂はいって、

 かけっこして、ストライダーの練習して、

 一緒にご飯食べて、嶺太の言葉を一つ残らず聞きたい。


 嶺太の今、この瞬間は今しかないんだもんな。


 お母さんのことは、仕方ないって思う気持ちもあるけど、

 嶺太のことを考えると、

 こうして嶺太とお父さんを引き離しているお母さんが憎くなってくる。

 誰かに怒り続けるのは疲れるし、

 お母さんはお母さんで考えるところはあったんだろうって

 理解しようと思うけど、

 でも、嶺太を思うときは嶺太に会いたいのと、

 お母さんを憎く思うのとで、お父さんはすごくつらくなります。


 こんなことヤメたいけど、時々思い出してしまうんだ。

 どうしたらいいんだろうね、嶺太。


お父さんより