ずっとずっと長い間、
心に重たい石を抱えていることを、
なぜ、選んだのだろう?

固くなに、
「自分は被害者」
だと思い込み、主張して、
自分を守り続けてきたけれど、

それで、本当に幸せだったの?

お金を得て、
家や車を立派にしても、
心の石は宝石には変わらない。

子育てが終わり、
皆、自立し、巣だって行く中で、

どれほど、焦燥感と孤独に、
襲われただろう?


私はね、
ずっと待っていたの。
この日が来るのを。

20年前から、小さな私が、
心の中に、殻を被って、
住み着いている。

何もできない無力さ、
見捨てられる孤独と恐怖、
壊れていく様は、無惨だった。

ただ、膝を抱えて、
耐えるしかなかった。

側にいる小さな妹と弟、
何もわからないまま、
大人にしちゃって、ごめんね。

思い出したくなかったし、
変えようのない過去に、
悲しませたくなかったの。

「良いも、悪いもない、
   二人はたった一人の父であり、母だから。」

私が動けば、変わる。
家族が変わる。

20年前には、
何もできない私だったけれど、
今は、違う。

本当の幸せをが、
どこにあるのか?

皆、わかっていたはず。