俺の遊びに翔ちゃんはどう返してくれんのかなーって。
イタズラで書き記した誘いのコトバ。
俺だって、本当はさ…。
【遊びじゃないんだ】
「日記にああいうこと書くなよ」
振り向くと、ちょっと困ったような顔をして翔ちゃんが俺を見てた。
楽屋からちょうどみんなが出て行ったところで。
俺はカバンの中身を整えながら、白々しく返事をした。
「なんのことですか?」
「わかるだろ」
「わかんない」
言うと、俺の前まで来てカバンの中に入れていた手をぎゅっと握って。
真剣な瞳で俺を見た。
うっわぁ…相変わらず真面目。
ちょっとふざけて書いただけなのに、そんな真剣になることなんですかね?
思わず吹き出しそうになるのを抑えながら、翔ちゃんの手を俺の片方の手で覆った。
「そんなムキになんなくても誰も気づかないって。ね?それとも…嫌でしたか?俺のこと、嫌いになった?」
「いや…それはないけど…。でももしバレたらやばいだろ?」
「バレませんって。第一ね、そんなこと気にしてたらリーダーなんてどうなんの?やばいどころじゃないでしょ。完璧ホモ扱い。翔ちゃんはなんでもかんでも気にしすぎ」
「俺は…っ」
「だいじょーぶだいじょーぶ」
俺は翔ちゃんの手から離れてカバンを持ち上げ、そのまま立ち上がり楽屋のほうへと歩き出した。
で、楽屋から出ようとしたんだけど。
「…っ」
なに?どうしたの?
いきなり翔ちゃんが後ろから俺を抱きしめてきて。
楽屋でも滅多にこういう行為をしてこない彼からのいきなりの抱擁。
さすがに、俺も、戸惑った。
「翔ちゃん…?」
「ニノ…俺さ…」
なんで、こんな、真剣なの?
服越しに翔ちゃんの熱と俺の熱とが混ざり合う。
背中から聞こえる鼓動の音と震動が、何故か俺を不安にさせた。
「…ねぇ、翔ちゃん、正直に言って?マジで。なんでそんな…怒ってんの?」
俺はちょっと震えながら、横にある翔ちゃんの顔にそっと自分の顔を寄せた。
バレたくないってのはどういうことなの?
ホモ扱いされたくないってこと?
それとも…勘違いされたくない、ってこと?
俺とは嫌、ってこと?
「怒ってねぇけど…」
「嘘」
「…ニノ…わかってよ」
肩を持って向かい合わせるように体を回してきて。
見たら…翔ちゃん、やっぱり真剣な顔してた。
俺のほうじっと見てきて、俺はこれからくるだろう言葉の為に必死に思考を働かせる。
どうしたら一番マシな方向に動く?
どうしたら許してもらえる?
どうしたら…。
俺の頬に、そっと手が伸びてきた。
じわっと握った手に汗が滲んで。
触れた瞬間、思わずぎゅっと目を閉じる。
ちゅっ
え…?
小さい音を立て、翔ちゃんの唇が俺の唇から離れていった。
なにが、起こったの?
目を開けて目の前にいる彼の方を見上げる。
翔ちゃんが俺の髪をゆっくりと撫でた。
「マジで、真剣なの。ニノのこと」
「翔ちゃん…?」
「バレたくない。正直、日記に書いてもらえるのは嬉しいけど…俺らだけの思い出でもいいじゃん?」
ちゅって、またキスされる。
髪を何度も撫でられ、その度に額、瞼、頬、唇といろんなとこにキスが降ってきた。
それが首筋にまできてさすがに俺は声をあげる。
「え?ここでっ?」
「いいだろ…?」
「いいだろって…ちょ、翔ちゃん、楽屋でなしっつったのアンタじゃんっ!」
「今日だけ」
「はっ…なに…それ…っ」
イタズラで書き記した”誘いのコトバ”は本当に効いたみたいで。
でもさ、こんな風に返ってくるなんて誰が想像できたよ?
ねぇ、反則だよね、こんな…。
「あ…っんぁ…ッ…」
でもこれだけは言わせてもらおっかな。
俺だって、真剣なんです。
fin...
翔ニノ(・∀・)
ゲームニッキねた(・∀・)
一週間もまだ離れてないのにねぇ(-∀-)
思いつきで書いちゃいました(・∀・)
推敲もしないで投稿(-∀-)
こんな感じでミニ小説が増量していきます(・∀・)ヨロシク!