折れた竜骨は、「氷菓」「満願」「王とサーカス」なんかで話題の米澤穂信さんの、日本推理作家協会賞受賞作です。
ジャンルとしてはミステリーですが、ファンタジーとしての側面も持っています。
ざっくりあらすじを紹介すると、、、
ソロン諸島の領主を父に持つアミーナは、旅を続ける騎士ファルク・フィツジョンと従士のニコラ・バゴと出会う。ファルクはアミーナの父に、恐るべき暗殺騎士が命を狙っていると告げた。そしてその後、アミーナの父は暗殺騎士の毒牙にかかってしまう。犯人は暗殺騎士の魔術によって操り人形となった《走狗》だという。果たして、誰が《走狗》なのか……!?
一ページ目を開いたときは、「あ、これ読めないかもな」と思いました(笑)
自慢じゃないのですがファンタジーには滅法弱く(なら何でこの本を買ったという話ですが)、登場人物の名前がみんな片仮名というのも苦手の一因なんです
でも頑張りました。米澤穂信さんの作品は安定して読みごたえがあるし、何より日本推理作家協会賞。これを受賞していれば、好き嫌いはあるにしろ良い作品であることはほぼ間違いなし
ここから先は、ネタバレの可能性アリなので未読の方はご注意を
まあとりあえず、読み終わってから感じたこと。
面白かった!
犯人は《走狗》=具体的な動機はないということになり、やや不安もありました。しかし、それすら気にならないほど面白い
途中で戦闘シーンがあるのですが、ファンタジーを苦手とする私も熱中して読めました。登場人物全員が善人なわけではありませんが、それにしてもあの場面はみんな格好よかった
そしてその戦闘の中にもしっかり手がかりが配置されている。こういう見せ場とかに伏線を張るのはミステリーの定番なのですが、それすら忘れてしまいました(笑)
この本は私が読んだ中で最も好きなものといっても過言ではないのですが、何より凄いと思うのは論理推理とどんでん返しが共存しているということ
米澤さんの作品は手がかりをもとに緻密に、丁寧に謎を解き明かすものが多いのですが、そういったタイプの作品はいわゆる「どんでん返し」がとてもやりずらいんです。
世界観を一気にひっくり返すこと、一から地道に論理的に解き明かすこと、相反するもので、両方を使いこなす作品はないんだろうなぁ……なんて思っていたところでの出会いでした
この作品は、海外が舞台のものに慣れてない人にとっては読みにくいと思います。ただ、そのくらい苦労は代償として足りないくらい、面白い
まだ読んでいない人は、是非読んでみてください
ジャンルとしてはミステリーですが、ファンタジーとしての側面も持っています。
ざっくりあらすじを紹介すると、、、
ソロン諸島の領主を父に持つアミーナは、旅を続ける騎士ファルク・フィツジョンと従士のニコラ・バゴと出会う。ファルクはアミーナの父に、恐るべき暗殺騎士が命を狙っていると告げた。そしてその後、アミーナの父は暗殺騎士の毒牙にかかってしまう。犯人は暗殺騎士の魔術によって操り人形となった《走狗》だという。果たして、誰が《走狗》なのか……!?
一ページ目を開いたときは、「あ、これ読めないかもな」と思いました(笑)
自慢じゃないのですがファンタジーには滅法弱く(なら何でこの本を買ったという話ですが)、登場人物の名前がみんな片仮名というのも苦手の一因なんです
でも頑張りました。米澤穂信さんの作品は安定して読みごたえがあるし、何より日本推理作家協会賞。これを受賞していれば、好き嫌いはあるにしろ良い作品であることはほぼ間違いなし
ここから先は、ネタバレの可能性アリなので未読の方はご注意を
まあとりあえず、読み終わってから感じたこと。
面白かった!
犯人は《走狗》=具体的な動機はないということになり、やや不安もありました。しかし、それすら気にならないほど面白い
途中で戦闘シーンがあるのですが、ファンタジーを苦手とする私も熱中して読めました。登場人物全員が善人なわけではありませんが、それにしてもあの場面はみんな格好よかった
そしてその戦闘の中にもしっかり手がかりが配置されている。こういう見せ場とかに伏線を張るのはミステリーの定番なのですが、それすら忘れてしまいました(笑)
この本は私が読んだ中で最も好きなものといっても過言ではないのですが、何より凄いと思うのは論理推理とどんでん返しが共存しているということ
米澤さんの作品は手がかりをもとに緻密に、丁寧に謎を解き明かすものが多いのですが、そういったタイプの作品はいわゆる「どんでん返し」がとてもやりずらいんです。
世界観を一気にひっくり返すこと、一から地道に論理的に解き明かすこと、相反するもので、両方を使いこなす作品はないんだろうなぁ……なんて思っていたところでの出会いでした
この作品は、海外が舞台のものに慣れてない人にとっては読みにくいと思います。ただ、そのくらい苦労は代償として足りないくらい、面白い
まだ読んでいない人は、是非読んでみてください