それは、産まれた病院の小児科医からだった。

そのとき、ちょうどミルクをあげていたので、電話に気づかなかったのですが、15分後くらいにかけ直しました。

そしたら、、、
先天性代謝異常のスクリーニング検査で擬陽性となりました。

メモ帳かなにかありますか?

と言われたので、ミルクの飲んだ回数や飲んだ量を書いたノートを取り出しました。

その日は、実は母乳外来に行く予定だったのですが、本人がなんとなくグッタリしてたので、あんまり外に出したくないなーっと思っていて、キャンセルしたんです。

その外来に行くために、ミルクの量とかをたまたま書いていたのです。

そして、先生は、メープルシロップ尿症という疾患名です。

この、疾患は専門医がいるところでないと診ることが出来ないので、今から言う病院のこの先生に連絡してください。

っと言われたのです。

書く手が震えてました。

なになになに??
なにが起きたの?
そんなに、緊急なの?
なにその病気!!

っと、思いながら、紹介された病院に電話。

先生は、はい、お話は聞いています。
ミルクの飲みはどうですか?
っと聞かれ…

たまたま、ノートに記載してたので…

実は、昨日辺りから…ガクっとおちて、30~40cc飲めてたのが10~20ccに減っています。

っと伝えたところ…

あーそーですかー。。。
ミルクが飲めてないんですねー。

1度受診していただきたいと思いますが、来られますか?っと…

けど、そのときはなんとなく、今すぐに!!!って言われた感じはしなかったのですが、今すぐに言った方がイイですか?っと、私が聞き…

そうですね、今日は金曜日ですし、明日からは土日になりますし、週明けよりも、今日の方が良いかなと思います。

っと、先生はたぶん心配かけまいと、焦らせぬよう、でも、来れるなら今日来た方がいいと言いたかったんだなと思いました。

その日は、たまたま、母が仕事の合間に家に戻ってきてくれていたので、1人じゃなくて良かった…っと心底思いました。

慌てて身支度をしてタクシーに乗り込みました。

けど、まだコトの重大さはわかってません。

なんせ、病名だけではまったく病状がわからなかったからです。

続く…