TEENAGE BOTTLEROCKET / Tales From Wyoming
TEENAGE BOTTLEROCKETの2015年リリースとなる6thアルバム。リリースは前2作までは【FAT WRECK CHCRDS】からだったのですが今回のリリースが【Rise Records 】と言う所から。このレーベルは意外と日本でも知られているMelodic PunkやHardcoreバンドもリリースしているのですが、どういう経緯でリリースに至ったかは不明です。
さて、今作発売当初はCD,LPだけでなくボックスセット物(同内容のカセットやポスター同封みたいな感じのだったかと)みたいなリリースもあったりして、個人的には手ぐすね引いてどうしようかな...!?って思いもありましたが、結果的にはリリースからだいぶ経ってCDのみを購入してしまいました。と言うのもやはり前作ピンク盤が自分の中でピンっとくるものがなく、「今回はどうなのよ?」って言う気持ちがあったからかもしれません。
んで、肝心の内容はやはり個人的にはちょいとガッカリ。DESCENDENTSのBillがプロデューサーとして起用されてると言うアツいタレコミありますが、全体的にミドルテンポな曲が多いのと、自分が思うリードトラックになるような曲が無いんじゃないか?!と言うくらい、ただただ曲だけが流れていく。Kodyがボーカルをとる曲で後期THE LILLINGTONSを彷彿させる瞬間のものがあったりもありますが、やはりパンチが弱い気が...。そんな事もあり"自分だけがそう思ってるのかな?他の人はどう感じたのだろう?"なんて思えたので、今作を誰かレビューしてないかな?と探しましたが全然無いのね笑
と言う事で今作も前作同様長い年月を寝かせて熟成させようと思います。(アーメン)
あ、最近Newリリースのアナウンスがありまして、次回作はなんと初のカヴァーアルバム!ジャケが公開されてまして、そこに写ってるカヴァーするであろうバンドのジャケ見て鼻息荒く興奮しましたよ。だってよくある王道なアーティストのカヴァーではなく、どちらかと言うと自分みたいなナードな玄人向けのめちゃくちゃコアな物になりそうな予感!こちらは否応にも期待しちゃいますよ!