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今いろいろな団体が活動するための施設を管理・運営している部署にいるんだけど、土曜日にちょっとしたトラブルが起きた。
施設は土日も利用できて、土日と平日夜間については外部委託をしている。で、3名の管理人にお願いをしているのだが、土曜日に当番になっていた管理人がうっかり自分が当番だということを忘れていて、土曜日の朝9時から利用する団体が施設に入れずに困っていた。
俺にもすぐに連絡が来て、管理人にはすぐに行ってもらって、遅れた分を後ろに延長して施設を使ってもらうことでとりあえずその団体には納得してもらった。俺も出てきて、団体の代表には丁重にお詫びをした。
この管理人は前にも未遂ではあったが、同じようなことをやっており、俺の上司(前にも話したが癖のある上司)は前々からこの管理人のことが気に入らなかった様子で、今回のことで怒りが爆発した。
月曜日に外部委託した業者に電話して、ネチネチ責任の追及やらをし始めた。
「今回の件がどれだけのランクのものか!この施設だけでなく、市全体にとってもマイナスのイメージがついてしまった!」などなど。
法律が三度の飯より大好きでなまじっか、かじっているもんだから、論理的に話す感じで、「契約については民法第7百何条にはこう書かれているのをご存知かッ!!」などとウンチクまで言う始末…。
ありゃりゃ…、民法出てきちゃったよww
あなたが裁判の世界で言い争うならそれも有りだが、弁護士でも司法書士でもないあなたが法律を並べてウンチク垂れても相手の心には届かないよ…。残念ながら役所はこういう上司がけっこう多い。自分の考えを曲げず、自分が絶対に正しいっていうことを主張する感じで…。
そのうち、管理人も謝りに職場に来ていたが、だいぶションボリしていた。そこへ来てまた上司はネチネチと話をし始めた。
この様子をずっと見ていて、「そんなことしても逆効果なんだけどな」って思った…。
そして、内田さんのサイトの記事をふと思い出した。
ちょっとケースは違うかもしれないけどね。人の心を動かすっていうことについて、すごく考えさせられた記事だった。
これは著書「人を動かす」にも載っていることなんだ。本にはこんな内容のことが書かれている。
重要なミスをやってしまった時こそ、その人の自尊心を傷つけるようなことをしてはいけない。
本人が誰よりもやってしまったことの重大性は気づいているのだから、それをさらにたたみ掛けて責任追及しても余計に構えてしまうことで今後付き合っていく上でプラスになることはない。
逆に
「今回のことは過ぎたことだ。次回も君に任せるよ。今回の原因は自分が十分に理解していると思うから、きっと次はミス無くやってくれるだろう?」
って言って、本人の自尊心を傷つけないようにしたほうがよっぽど効果的だ。次回からきっとしっかりやってくれるだろう。
自分が悪いっていうのは本人が誰よりも分かっているのだから、あえて他人がさらに「アンタが悪い!」なんていうことを言う必要は無いのだ。
もちろん、毎回毎回そんな優しい言葉を掛けているようだと相手に舐められる可能性があるから、適度な引き締めが必要かもしれないが、こういった重大なミスをやったときのようなケースこそ、そいつの自尊心を傷つけないようにするフォローが必要だ。
下に部下を持つようになったら、業務の知識とか以上に、こういった人心掌握術を学び、それを部下のモチベーションの向上に役立たせたほうがよっぽど仕事もスムーズに行く。
今回の件は恋愛にだって応用できる。
例えば二人の記念日にペアリングとかを買ったとしよう。で、そのペアリングを彼女が無くしてしまったとする。
こんなときに「なんで無くすんだよ!ずっとつけていればよかったじゃないか!!」とか彼女を批判してはいけない。そんなことは言われなくても彼女が一番わかっている。
「そっか。でも指輪はまた買うことができるじゃん。新しい指輪をプレゼントするっていう楽しみがまた出来たわけだし♪」
こうやって落ち込んだり、反省しているときこそ優しくした方が相手の心をグッと掴むことができる。
彼女を失ってしまって、指輪を買うことすらできないどっかの誰かさんみたいになるよりはずっとマシでしょ? へへへ…。(涙)
正しいことを主張することが常に正しいとは限らない。
俺も恋愛でこの失敗をしてしまったから、ホント心がけないといけないよな~っていうのをつくづく感じたよ。気をつけよっと☆
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