むかし、どこかの神様が3000年と50年、合計、3050年目に解放された、、、という話しを聞いたことがあったが、まさに現代も同じことが起き出す。金からの解放、善悪感からの解放、喜びを伴わない義務意識からの解放、あらゆる苦痛からの解放、、、という意味では本当に自由になっていく。ただし、誰もこれをやれとはすすめてくれないので、自分を解放するのは自分しかない、、、という面は強固にあります。隣にいる人は天国に住み、その隣の人はまだ地獄をうごめいている、、、そういう時代になっていく。金や地位などで人間が楽になれるような甘っちょろいこれからではないので、とにかく自由になった方がいい。本質と異なる重荷を背負っていると、だんだんと苦しくなってくる。これまでは、金を得るためなら、多少の苦労もいとわない、、、というのが普通の生き方だったが、これからはそうではなく、自分の本質と異なる生き方をしていると、どんなに地位があってもダメ、金があってもダメ、、、となる。影の部分が消えていくので、直の自分との対面しかなく、事実に沿った生き方からしか喜びを生まない。金儲けが悪いと言っているのではなく、それで本気で喜びが感じられる場合もあり、それはそれでかまわないし、そうするのがいいと思う。しかし多くの人間は不安や将来の不安から金を欲しがる人が多く、金儲けが本当に好きという人は意外に少ない。私は30代から40代の前半ころまでは、本当に好きだったのでわかるのだが、なんだ、意外にお金儲けが好きな人って少ないと感じることが多かった。人によって喜びは違うのだ。本に囲まれているだけで幸福を感じる人もいるし、散歩が人生そのものであるという人もいる。なんだっていい。その人の本質に合っていればいい。それを中心にして人生を組み立てなおすには、これからは本当に素晴らしい環境が整う。私はこういうことを理想から言っているのではない。そうしないと人生の手ごたえも、また、その人が求めるものも得られなくなると思うので、語っている。地球も窮屈を脱ぎ出す気配があるし、天変地異も起こるかもしれないが、それもいいことなのだと思う。地球の気持ちを感じていれば、どうすれば天変地異から守られるかももしかしたらわかるというのが、実は人間なのかもしれない。地球も生き物だろうから、そこで暮らす人間や動物は地球の子供のようなものだ。地球も窮屈から抜け出す際には、語りかければ教えてもらえるかもしれない。地球さん、あなたの愛する子供を助けてね、、、という素直な気持ちだろうか。よくわからないが、その時になれば、きっと自然にそういう状況に即した気持ちが湧いてくるのだと思う。それが答えとしか言いようがない。要するにお任せである。赤ちゃんはもっと右の道を進めとも左に行けとも言わない。お母さんを全面的に信頼しているからである。地球も同じ。必ず助けてもらえる。死ぬることがあったとしても、それもきっとわけあってのことなのだろうから、あきらめるしかない。自由とはそういうことだ。