アメロを2009年7月に導入の方向で調整が進んでいるようです。

しばらくは、現在のアメリカドルと2本立てでいくようですが、

どうなるのでしょうか。


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CFR(外交問題評議会)のレポートに、2010年までにNAU(ノースアメリカンユニオン)を成立させる目標が書かれています。  
NAUとは、EUに対抗してアメリカ、カナダ、メキシコが合体した北米連邦の事で、共通通貨はアメロであります。  
従来のドルがグリーンを基調とした印刷がされているので、グリーンバックと呼ばれ、アメロはブルー基調で印刷されるので、ブルーバック、ブルーノート、ブルービルとも呼ばれたりします。
ドルで天文学的借金をしているアメリカは返済不可能なので、ドルを意図的に暴落させ、事実上借金をチャラにし、金兌換のアメロを新通貨として、世界の基軸通貨を守ろうとしています。

また、2008年3月のアメリカ下院議会の秘密会議で、
2008年9月までに米国経済の崩壊、
2009年2月までに米国の経済破綻、
そしてCFRのレポートと同じく2010年にカナダ、アメリカ、メキシコが統合する北米連邦、新通貨アメロの導入が協議されたことが報告されています。
アメリカとしては、中国オリンピック直前、もしくは開催中に、大混乱を起こしてもよかったのですが、中国政府としてはそれだけはやめて欲しい、という事でアメリカと中国の間に何がしかの取引が成立し、頃合を計ったように、オリンピック後にドタバタ劇が生じているのではないでしょうか。
では、アメリカのドルが暴落するとどうなるかと言えば、大量のアメリカの国債(ドル)を保有する中国と日本が馬鹿をみるだけで、アメリカは事実上借金はなくなり、強い新通貨アメロで世界の基軸通貨に移行できます。
実は、日本政府も天文学的借金がありますが、日本国民の金融資産が約1400兆円あるので、他の国に借金しているわけではなく、ただ日本国民のその資産がなくなるだけで、国家としては安泰です。 
しかしながら、榊原英資氏も指摘しているように、2020年には政府の公的債務残高は、個人金融資産1400兆円を上回る1435兆円になる事がシミュレーションされており、そうなれば日本国は破産し、何年か前の韓国のようにIMFの管理下に置かれてしまいます。