さて、またまた株式市場が大混乱の様相ですね。
しかし、このような事態は、誰が考えても当然の結末なのです。
限りある地球の資源をただ、己が欲望の充足の為、一方的に生産、消費、廃棄を続ければ、当然行き着く先は、崩壊しかないでしょう。高度な経済理論は、様々な景気の波を分析しますが、ただ迷路に彷徨いこんでいるに過ぎません。最近、よく実体経済という言葉が使われますが、今、現在、世界で崩壊が始まっているのは「虚構経済」です。電子記号化した、「貨幣価値」が、右往左往しているに過ぎません。金融恐慌で、預金が封鎖される可能性があると、皆さん騒いでますね。
だけど、それがどうした?です。只の紙切れが元の紙に戻っただけです。
縄文時代には、物々交換が当たり前でした。そこに「金銭」という「偽りの価値」が挿入されたに過ぎません。物や土地や水や太陽光や食べ物のように、「神の恵み」はすべて「ただ」で用意されているにも関わらず、人間は、それを「金銭価値」に変換し、自分の所有物としようとしたわけです。虚構経済が崩壊した今、いよいよ真の実体経済を取り戻すことが重要です。実体経済を成り立たせるのは、個のユニットを確立することです。地域毎に、独立経済網を作り上げればよいのです。
その主役は「農業」です。
人間にとって生きていくためには、「衣 食、住」は最低条件ですね。現在、住む所がない方はいますでしょうか?ホームレス、ネットカフェ難民、日雇い労働者がいるじゃないか!という方もいますが、どの地域にも空き室、空き家はくさる程あります。
農業に従事することを条件に提供すればいいじゃないですか!現在、これから一切、衣服が購入できなくなったとして、明日から着る物がなくなる方はいるでしょうか?イエスも釈迦も常に身一つで移動されました。持たざる者程、心が軽いのではないでしょうか?
さて、肝心要の「食」です。
食料自給率が40%前後の日本と言われてますが、実際は、またその11%ぐらいは、自衛隊が押さえています。スーパーで「今日は何にしようかしら?何がいい?」と陳列棚を覗き込む光景は、まもなく見られなくなるでしょう!さて我々はどうしたらいいのでしょうか?食料の備蓄?すぐに底をつくでしょう!答えは簡単、「農業」に従事すればいいのです。そして「身土不二」
の実践です。(意味が判らない方はリンク先をご覧下さい)。自分たちの食べる物は、自分たちで作る。それの実践です。そしてその地域エリアで消費し、余った分は、近隣のエリアで交換しあう。都会の人間はどうしたらいい?答えは、周辺都市へ移るか、大きな河の傍、誰も利用しなくなるゴルフ場でいもの栽培。いくらでも智恵はあります。日本は都市を出ても、豊かな田園風景が広がる「恵まれた国」都市を出たら、「砂漠」が広がっているわけではありません。「農」を中心に地域経済を善循環型に作り変えていくわけです。ここで従事者の高齢化という問題で、一番問題となっていた、「農業離れ」が一気に解消。「農」が花形となるわけです。実際に、多くの方が、その下準備に入っていますね!カ゜ーデニング、家庭菜園が花盛りです。土をいじれば健康になる。「農業」は花形産業へ。諸外国から、「農作物」を輸入する必要もありません。
当然、取れた作物を美味しく調理する「料理法」も脚光を浴びます。家庭の主婦の腕の発揮どころです。
以上のような「神道経済」は、太古の昔、神々が人間に伝えたものです。
ご老人たちの戦中戦後を生き抜いた「生活の智恵」が、とても大事な時代になります。そうして、「地域のユニット」が活性化すれば、「国」も活性化します。
虚構経済の崩壊なんて「笑い飛ばせばいいことです」さあ来るべく「農耕型社会の到来」に向けて、「農」の勉強に入りましょう。「衣」「住」の心配は要りません!でもローンが!収入が途絶えたら!要らざる心配は無用。取立てをする銀行自体が消滅しますから!
これからの最高のファッションは「もんぺ」で決まり!
(玉蔵さん)
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