伊勢-白山道
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一休が他界する直前、「この先、どうしても手に負えぬ深刻な事態が起きたら、この手紙を開けなさい。
ただし、本当に最後の絶体絶命だと全員が思う時だけだ」と、厳しく釘を刺して、弟子達に1通の手紙を残しました。
そして数年後、弟子達が今こそ師の知恵が必要だと思える重大な局面が訪れました。
息を殺しながら固唾を呑んで開封して、弟子達の目に映った手紙の言葉は、一言でした。
「大丈夫 心配するな 何とかなる」でした。
これらの意味する事は、「生きている間は、一生懸命に、ただ生きれば良い」と言う事だと感じます。
「生きている間は、心配するな!死んでから心配すれば良い」と、吉本新喜劇を超える偉大な方便としても私に響きます。
彼は、間違い無く、根源存在に触れた経験があります。
真の愛情のカタマリに・・・。
人間の持つ悲しいサガを、正直に周りの人間に見せ付けながら、真の悟りの一面を世の中に残して去りました。
大いに人生を楽しまれた事でしょう。
生かして頂いて ありがとう御座位ます
