互いの相違点が存在することは認めよう。

しかし、同時に互いの共通の利益にも目を向け、

相違点の解決にも努力しよう。


そして、もし今相違点を克服できないとしても、

少なくとも多様性を認めるような世界を作る努力はなせる。


なぜなら、最終的にわれわれの最も基礎的な共通点は、

皆、この小さな惑星に住み、皆同じ空気を吸い、

皆子供たちの未来を大切に思っている。


そして、皆、死んでいく身なのだ。






<落合信彦氏訳>