地球誕生から46億年。
ヒト(人類)の祖先が、チンパンジー・ボノボの祖先と別れたのはわずか600万年前くらい。
人類の寿命はあと何年なのだろう。
生命誕生から陸地で覇者となった恐竜は、1億6000万年もの間繁栄し、
6500万年前に絶滅したとされる。
恐竜がこれだけ長い間覇者と成れたのは、脳の発達が進化しなくて済んだため。
すなわち、生態系を崩さなかったためだ。
地球と共存したのだ。
人類はどうか?
現代型ホモ・サピエンス誕生から15万年。
脳の発達とともに地球を破壊し始めた。
それも、わずか100年の間に加速度的に破壊している。
ここからは、存続のための科学と自然の競争だ。
しかし一方で、地球温暖化の弊害による人類の間引きが始まる。
食料争奪戦による戦争が繰り返されることは間違いない。
環境の変化による新たなヴイルスの大量発生もある。
今、この世に生きている我々は人類史上最大の危機をみる
選ばれし人間なのだ。