日本では与党も野党も国民も「格差社会」は悪の傾向と論じる。
わたしにはどうしても理解できない。
日本では、明治以後を資本主義社会と考えられている。
マルクスは著書 『資本論』 の中で
「生産手段が少数の資本家に集中し、一方で自分の労働力を売るしか
生活手段がない多数の労働者が存在する生産様式」
として「資本主義」と定義した。
わたしの理解は「資本主義国家」=「格差社会国家」であり、
資本主義を受け入れた以上、当然の成り行きなのだ。
日本人は格差を嫌う国民性なのはわかるが、
政治家までが社会問題として深刻な顔をして論じている。
一億総中流社会を好み、公務員を手厚く待遇する。
日本は社会主義思想にもっとも近い資本主義国家なのだ。
もし、本当に格差が嫌ならば他国に亡命すべきだ。
将軍さまに命を捧げますか?