ペリー来航まで日本は平和な封建制度だった。
絶対権力に対して忠誠心を捧げる、
実に日本人の気質に合ったものだった。
華やかで厳かな日本文化も繁栄した。
中国、朝鮮、モンゴル、インドといったアジアの文化をうまく取り入れ
独自の国民性を確立した。
精神的に独立した国家であった。
まさに 「美しい国 日本」 である。
日本国最後の武士 土方歳三が五稜郭で戦死し、
開国以来、西洋文化が占拠。
明治・大正文化が発展したのも
受け入れることが上手い日本人気質のなせる業だったのだろうか。
しかし、
日本は世界大戦へと突き進む。
日本人は盲目になりやすい。
そして
敗戦・・・
GHQ・・・
今度はマッカーサーが絶対権力となった。
戦後の日本は、実質的に幕末に次ぐ二度目の占拠である。
そしてマインドコントロールされた国民は、
この絶対権力にひれ伏すことには抵抗しない。
そしていま。
