J.F.K.はUSAの方向性を根本から変えようと本気で考えていた。
戦争も軍産複合体もマフィアも人種差別も・・・裏にあるもっと大きな組織も変えたかったのだろう。
しかし、大統領という国家の最高権力者である立場にありながらそれはなしえなかった。
人間があまりに公正な大きな影響力を持ちすぎると、
もう一方のさらに大きな存在に消されるものだ。
坂本竜馬もそうだろう。
あれだけの男だ。
新撰組・薩摩・長州・岩倉・・・
みな、彼が余りに大きな存在になりすぎて怖くなったのだろう。
人間として偉大過ぎると、
世の中からは邪魔になるということだ。
そして、歴史は繰り返される。
偉大な人間はいつの世も葬り去られるのか。