生まれて初めて救急車に乗った。

添乗ではなく自分が高熱で担がれたのだ。

扁桃腺炎とのこと。

抗生物質とステロイドの点滴。


いたはや参った。ガーン


抗生物質(こうせいぶっしつ antibiotics)とは、微生物 が産生し、ほかの微生物の増殖を抑制する物質の総称である。

フレミング が最初に発見した抗生物質であるペニシリンアオカビ が産生する。初期の抗生物質は抗菌性(antibacterial)を示すものが殆どである。

一方、抗生物質が化学療法 にもたらした貢献は革新的であり、抗生物質は抗菌剤の代名詞ともなった。その後、化学療法が扱う抗真菌、抗ウイルス、抗腫瘍の領域においても、真菌 類や放線菌 類などの産生する天然物が探求されていった。その結果、抗腫瘍性抗生物質のように、必ずしも微生物ではないウイルスや悪性新生物の化学療法剤も抗生物質に含まれる様になった。


ステロイド (steroid) は、シクロペンタヒドロフェナントレン誘導体有機化合物 の総称。共通して、ステロイド核(シクロペンタノ-ペルヒドロフェナントレン核)と呼ばれる、3つのイス型六員環と1つの五員環がつながった構造を持っている。脂溶性の物質で、水には不溶。

ほとんどすべての生物 が生体内でステロイドを合成し、ホルモンビタミン とともに重要な構成物質として利用している。細胞膜 の構成に重要であるコレステロール胆汁 に含まれる胆汁酸 などが代表的なステロイドである。また、性ホルモンやその他の副腎皮質ホルモン 、昆虫の変態ホルモンなど、多様なホルモン作用をもつステロイドも多く、これらはステロイドホルモンと呼ばれる。