こんにちは
新潟市西区のタイ古式リラクゼーションサロン~Bua Sawan~でございます
毎回ブログの途中に現れるまめちゃんこと、当サロン営業部長柴犬まめた
5月で6歳になります
先輩犬チャー君の旅立ちから約2年半が経とうとしていた初夏のある日、運命的な一目惚れをしてしまったのです
それまで、色んなショップや知り合いにお願いしてたくさんの子と出逢いましたが、もちろんみんなかわいいんだけどイマイチ心に響くものを感じられず…
でも、まめちゃんには
『この子じゃなきゃ』という、何かを感じたのを今でも覚えています
実は、その時まさに夫婦喧嘩中で
というか、私が1人で勝手に腹を立て、前日家出を決行していたのです
全てを投げ出し、軽井沢に逃亡
挙式を上げた想い出の地で、1人静かに心を静めていたわけです
(現実には、宿泊先で散々ひとり酒鬱憤を晴らしておりました
)
そんな、1日行方不明だった私から突然
『柴犬を家族に迎えたいの
』と電話をもらった主人。

きっとわけがわからなかったことでしょう(笑)
父の反対を押し切り、(←本当は良くないことなのですが、父は私がやること成すこと全てに反対するので、この時ばかりは無視
)

次の日にはまめちゃんが普通に我が家を駆け回り、まるでここに来ることを知っていたかのようにすんなりと家族の仲間入りを果たしました

今思うと、色んな事が不思議…
まめちゃんが来て半年後に私が病気で入院するのですが、まめちゃんの為にも生きなければ…と、病気と闘う糧になりました。
攻撃行動やアトピーが発覚したり、異常なくらい免疫力がなかったり…
何度も入院・手術を繰り返しましたが、今ではすこぶる元気なまめちゃん

専門医が近くにいたり、アトピーはお薬が不要なくらいコントロールができるようになったりと、この子は凄いなぁ
と思うことばかり。

中に人間が入っているのでは
と疑ってしまう程、我々の感情を瞬時に読み取ることができ、いつも近くに寄り添ってくれるのです


どんなに忙しくても、心に余裕がなくてトゲトゲしていても、まめちゃんを見ていると『ふぅ~』っと心が軽くなるから不思議

私、お空に旅立ったチャー君にいつもお願いしていたんです。
『チャー君が、この子なら
』って託せる子が見付かったら教えてね
って。


それがまめちゃんだったんですね

先日、ドッグランに置き去りにされた柴犬がいるという記事を見付けました。
いたたまれなくて、切なくて…
きっとその柴ちゃんは、『ドッグラン楽しいなぁ
』って遊んでいたことでしょう。

パパと来たのかママと来たのかわからないけど、そこにどんな理由があのかはわからないけど…
置き去りにするなんて卑怯。
何か理由があるのなら、もっと他の手段を選んでほしかった…
この世に生まれてきた全ての命、みんな幸せになる為に生まれてきた命。
捨てられていい命、粗末に扱われていい命なんてないのです。
まめちゃんの攻撃行動も、幼少期の虐待が原因です。
この現状を変えられる術はないのかなぁ…
私にできることってないのかなぁ…
ちょっぴり切なくなりました。
大きな何かはできなくても、まめちゃんの笑顔を守ること

攻撃行動についてお伝えすることはできるはず。
今現在も虐待を受け、苦しみ怖い思いをしている子達がたくさんいて、その子達は自分を守る為に咬むという行動を身につけます。
新しく迎えた家族が咬む・唸る等の問題行動と言われるものを持っていたとしても大丈夫です。どうか落ち着いて一緒に原因を探してあげてください。
咬む・唸る=悪い子ではありません

行動学の専門医はまだまだ少ないですが、専門の知識を持った獣医師やトレーナーさんもいらっしゃいます。
早めにその原因を見付けることができれば、悪化することなく楽しく毎日を過ごすことができるのです

こんなに笑顔にだってなれちゃうんですよ
