こんばんは
新潟市西区のタイ古式リラクゼーションサロン~Bua Sawan~でございます
昨日、ストーブの前で毛布に包まり暖をとっていた私
ちょっと目を離した瞬間、こちらのお方に毛布を奪われ…
ドヤ顔
ご存知の通り、こちらのお方は攻撃行動というものを持っており、この状態から毛布を奪い取るというのは不可能
何かと交換するなら上手にできますが、毛布に顔を埋めて寝ている姿がなんとも可愛すぎて
しばらく貸してあげることにしました
まめちゃんが我が家に来た時、恐らく1ヶ月と1週間ほどだったかと思われます。
あの頃、唸ったり、人の手にひるんだり、ちょっとした異変を見落とさず行動学の先生に出逢えて本当に良かったとつくづく思います
パピ―クラスを終え、途中少しお休みしてしまい…
その期間を悔やんだ時期もありましたが、過ぎた日々はもう戻らない
前を向いていこうと、やっと思えるように。
昨年秋には10針以上縫ってしまう大きな咬傷事故を起こしてしまいましたが…(私に落ち度がありました。)
あれ以来、更にまめちゃんの気持ちを考えるようになり、絆が深まった気がします
咬む、吠える、唸るといった問題行動って、目を逸らしたくなるんですよね。
だって、うちのこんなにいい子が問題行動そんなわけない…って、認めたくないから…
大人になれば落ち着くのでは…
もう少し様子を見てみよう…
私もそうでした。
でも、問題行動はきちんと治療しなければ治りません
悪化してエスカレートする一方です
一番大切なのは、その問題行動の原因を探ること
問題行動の裏側に、病気が隠されていることもありますから…
あと、できればトレーナーさんではなく専門の獣医の先生に診ていただくのがいいと思います。
私の周りで、攻撃行動を持った子がトレーナーさんの指示により行った処置で、生死を彷徨った事件がありました。
行動学の専門医にこの一件を伺うと、そういうことが結構あるそうです…
獣医なら絶対にその選択肢は選ばないということも、トレーナーさんだとやってしまう可能性があるんだとか…
(詳細につきましては、思い出すだけで可愛そうなのでこちらでは控えさせていただきます。でも、この子は今元気です。
そして、トレーナーさんでも色々な方針があると思います。こちらに書かせていただいたのはほんの一例です。)
うちのまめちゃんの場合は、幼少期の虐待と、ママのお腹にいた時にママが受けていたストレスにより脳に未完成の部分(セロトニンがうまく生成できない)があるかもしれないと言われています。
でも、例え脳に障害があっても、トレーニングで賄える部分がほとんどなんです
やたらめったら怒るわけではないし、普段はネコのように甘々
病院に入院した時は、
『まめちゃんはちゃんと待てもできるし、言うこときいてくれるし、本当にいい子ですね』と褒められました
攻撃行動なんて持ってなかったら、触られることが大好きだったに違いありません。
世間ではまだまだ知られていない動物の行動学の専門医。
日本でも8人しかその資格を持った先生はいらっしゃいませんが、まめちゃんがお世話になっている白井先生は全国を駆け回って講習をしたり勉強会に参加されています。
専門医は少ないかもしれませんが、講習などを受けそのノウハウを学んでいる獣医さんはいらっしゃると思います。
うちの子
唸ったり、咬んだりするのよねぇ…
という方はまず、かかりつけの動物病院の先生に相談されてみてください。
攻撃行動を治すことはできないそうですが、ゼロにすること(出さないようにすること)は可能です
そうすると、こんな感じのネコ科の柴犬が完成いたします
パパと一緒に寝るんだと、ダダをこねてます
