先ほどの、熊本でのわんちゃん・猫ちゃんたちのお話の続きです…
人間でもあんな経験をしたら直ぐには恐怖は消えません。
わんちゃんや猫ちゃんたちは、意味もわからぬまま不安な日々を過ごしているのだと思います。
そんな中、夢之丞君という災害救助犬の話題も取り上げられていました。
ご存知の方も多いと思いますが、彼は人間の勝手な都合で殺処分目前でした。
しかし、生後4カ月の時に、現在災害救助犬として所属している団体に保護されたのです。
人間の勝手によって殺されそうになりながらも、人間に助けられ、今度は人間を助ける為に生きている…
なんだか、考えさせられるところは多々ありますが…
夢之丞君スゴイ!!この一言に尽きます。
今回も、震災から11時間後には現地に到着。
先輩犬のハルク君と共に捜索活動に参加しました。
15日には撤収するも、16日の地震で再出動。
人間でもギブアップしそうな長距離移動(夢之丞君は普段は広島県にいるそうです)ですが、
なんとも凛々しい顔をしていました。
自分の使命だとわかっているのでしょうか。
我々人間は、こうやって支え支えられながら生きているのです。
そんな当たり前のことに今更ながら気付かされた今日この頃。
幸せボケしている場合じゃありません。
今、こうして生きていられることは当たり前ではなく、これが本当の幸せなんですね…
この幸せを噛みしめながら、今日も前に進みたいと思います。