【138】京王線で銭湯巡り⑨ | 酔いどれパパのブログ

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「お風呂」と「酒」と「路線バス」に関する駄文を書き連ねております。

昨年末も、いくつかの銭湯でのんびり。


京王線湯(せんとう)スタンプラリー2冊目の2湯目に選んだのは何度も入ったことのある府中の桜湯さん(3と表記されているのは、永福町駅スタンプが1だから)。

府中で風呂に入ったら、このブログでも何度か紹介している居酒屋「磯吉」さんで喉を潤したい。

湯上がりに生搾りサワーで刺身を喰い、ウド酢味噌あたりで熱燗をやりながら煮魚ができるのを待つ時間が何とも言えず嬉しい。

この日は、ホウボウの煮付けがあり国府鶴の冷酒と合わせると最高。
後日、桜湯さんの次に目指したのは、京王線柴崎駅から徒歩1~2分の神代湯さん。
各駅停車しか停まらない小さな駅とはいえ、京王線ではここが1番の駅チカ銭湯だろう。

上り電車ならホームから階段を数段降りれば北口改札を抜けることができ、そのままホームに沿って数十メートル歩いて食堂のある角を右に曲がると、すぐに神代湯さんの入っているマンションが見えてくる。
お遍路スタンプラリー以来の神代湯さんは内部がリニューアルされており、脱衣所も広くて快適。

スタンプにも描かれている露天風呂に浸かってゆったり。
さらに後日目指したのは、国領駅から徒歩約10分の「富の湯」さん。

京王線南側の狛江市内にあり、地図で見ると柴崎駅からでも距離的には変わらないが、とりあえず行きは国領駅からスタート。

狛江通りを慈恵第3病院の先まで進み、左折して団地の並ぶ慈恵東通りをしばらく歩くと電信柱の看板が銭湯の方角を教えてくれる。
電柱の表示に従って次の小路を右に入ると、「富の湯」の看板を掲げ煙突を背負った銭湯の建物が目に入ってくる。
フロントでスタンプをもらい、服を脱いで浴室に入ると、カランはほぼ埋まっており、入口脇に重ねられているはずの椅子も残っていない。

とりあえず黄色いプラ桶だけ持って1番奥のカランで体を流し、いざ湯舟に浸かろうと内湯の前をウロつくが、先輩方の顔が湯面に並んでいて入れそうにない。

露天コーナーをのぞいてみると小さな岩風呂に2人の先客がおり、手前の縁に膝を折って湯に浸かると、気を遣ってくれたのか私と入れ替わりに立ち上がった奥の先輩の位置に真ん中の先輩が詰めてくれ、足を伸ばせるようになる。

じっくり温まってから富の湯さんをあとに、今度は柴崎駅を目指して住宅地を歩く。
途中で野川を渡り、富の湯さんから約10分で柴崎駅に到着。京王線にひと駅乗って、つつじが丘駅で2つ目のキーホルダーをゲットする。
モノを集める趣味はないが、「2024銭湯のススメ~都バスでめぐる編~銭湯スタンプラリー」のイラストでファンになった田淵周平さんデザインのキーホルダーは嬉しい。
ちなみにキーホルダーの上に並べてある黄色いシールは、京王線9000系の第37編成に同デザインのヘッドマークが掲示されている。

12月1日~1月31日の2カ月間が実施期間となっている「京王線湯(せんとう)スタンプラリー」。

私の12月は「富の湯」さんまでの12湯で打ち止めとなり、1月に同じペースで巡ったら対象銭湯31湯コンプリートに届かないが、年明けも慌てずマイペースで銭湯巡りを楽しみたい。