【96】クラフトビール列車④ | 酔いどれパパのブログ

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【95】からのつづき


初めて降りた入地駅は片側1面のホームに簡素な待合室、ソフトドリンクの自動販売機などがあるだけの無人駅で、周囲に住宅が点在しているものの、暑さのせいもあってか人影はない

待合室のベンチに座り、壁に貼られたポスターなどに目を通していると、先ほど乗った編成が竜ヶ崎駅から折り返してくる。
キハ532に佐貫駅まで乗り、そのまま竜ヶ崎駅に折り返して、クラフトビール列車の正式スタートとなる36列車から私もビールアワー突入。
用意されたクラフトビールは、関東鉄道オリジナルのピルスナーと黒ビールのシュバルツで、どちらも1杯500円。

缶チューハイやノンアルコールビール、おつまみも用意されているほか、竜ヶ崎駅前のレストラン「ミントツリー」さんによるコロッケや焼き鳥などの車内販売もある。

まずはピルスナーをお願いして喉を潤し、ミントツリーのお姉さんから新作というきんぴらコロッケを購入(すでにビールだいぶ減ってる)。
龍ケ崎市はコロッケが名物ということで、市内の飲食店などではさまざまなコロッケが提供・開発されており、キハ2002のつり革もこんな感じ。

関東鉄道竜ヶ崎線の1日乗車券も「竜鉄コロッケ⭐フリーきっぷ」と名付けられ、市内で使うことのできる200円分のコロッケ割引券が付いている(写真は割引券使用後のもの)。
車内販売でも割引券を使うことができたので、300円のきんぴらコロッケを100円で入手できてありがたや。

コロッケを囓ると残り少なくなっていたピルスナーが空になったので、 2杯目に黒ビールを頼むとディーゼルカーは35列車として佐貫駅を発車する。
日本の鉄道車両の多くは進行方向左側に運転席があるので、上のカットだと運転台のダッシュボードに黒ビールを載せて走る不適切な写真になりかねないが、竜鉄は佐貫駅からの下り列車では右側のみにホームがあるため、運転台も右側に設置されており、左側はオープンスペースとなっている。

きんぴらコロッケを食べ終え、黒ビールに合いそうなハムカツをかじっていると、今日3回目の竜ヶ崎到着。

またまた3分で折り返して佐貫駅を目指すが、JMさんから「関鉄レールファンクラブの面々は入地駅で『角打ち』するぞ」との通告に従い、私にとっては今日2回目の途中下車。

猛暑の入地駅で3杯目となるハーフ&ハーフをやると、急速に酔いが回ってきた。

(おわり)