泉橋酒造さん訪問 | 酔いどれパパのブログ

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「お風呂」と「酒」と「路線バス」に関する駄文を書き連ねております。

過日、今年23蔵目の酒蔵訪問。


訪れたのは神奈川県海老名市の「泉橋酒造」さん。


開業から約半年を経た相鉄新横浜線に新横浜から乗り込み、途中の二俣川で遅い朝食を済ませてから海老名入り。ロマンスカーミュージアムに寄り道した後、駅から歩いて25分ほどで泉橋酒造さんに到着。

朝から不安定な天候のせいか敷地内に他に客の姿はなかったが、販売スペースの「酒友館」に入ると2人連れが品定め中。
こちらでは試飲もできるので、マシンに入った6種類を表のベンチに腰掛けて楽しむ。

長く続いた酷暑がしばしやんだ週末の昼下がり、酒蔵の敷地内で酒をきくのんびりとした時間。

敷地内にはテラス席も設けられ天気のいい日には、友や家族と語らいながら一杯やることができるが、雨の今日は私のほかに試飲客の姿はない。
試飲した6種はいずれも魅力的で、どれを土産にしようかと酒瓶の並ぶ棚を眺めていると気になるポップが。

2022BYで初めてチャレンジしたという酵母無添加の「む」なる銘柄で、初めてお目にかかる。お店の方によると、最初は蔵の酵母がなかなか付かず苦労したようで、再度同じような仕上がりに醸すのも困難ではないかとのこと。

土産は迷わずこちらに決めて、加水の四合瓶と原酒の300ミリの二択から原酒(1320円)をチョイス。
試飲でのほろ酔いと、蔵付き酵母醸造の原酒を手にした喜びを抱えて酒友館をあとに、来た道とは反対方向に歩くと、こんな風景が。
泉橋酒造さんは、自社で農業から醸造までを手掛ける「栽培醸造蔵」として商標登録している通り、相模川沿いを中心とした県内数カ所で酒米の栽培を行っており、酒蔵の横にも耕作地が広がっている。

収穫前の穂が出た時季に訪れたいとの思いが叶った上に、ヒガンバナも彩りを添えてくれていて酒の神、米の神に感謝しながら泉橋酒造さんをあとにした。
(おわり)