最近、どのスーパーにも置かれている平飼い卵。
卵1個が80円位しますよね。
普通の卵は1パック10個入りで180円とかで売られているものもあるのに、1個80円の卵もある。
安いものにはやはり、何かがある。
安い卵はなぜ安いかというと、ニワトリさんが劣悪な環境で飼育されているからなんだよね。
鶏舎にぎゅうぎゅうにニワトリさんを詰め込んでるのはもちろんのこと、朝になると卵を産むニワトリの体質を利用して、鶏舎の窓を昼間に閉めて1日に2回朝が来たと思わせる事で卵を2回産んでもらったり。
こうすれば生産が倍になるかもしれないけど、不自然な環境で育ったニワトリさんは体力が低下して免疫力が下がり、例えばインフルエンザにもかかりやすくなる。それにやられないようにと鶏卵業者はエサにクスリを混ぜる。それでもインフルエンザになれば、ニワトリは何千羽と土に埋められる。そして、もっと強いクスリを与える。その繰り返し。
こうした日本のニワトリさんの環境を変えないと!
と考えるアニマルウェルフェアの視点が最近高まっている。だから、最近、平飼い卵がよく出回るようになってきているわけだけど。
アニマルの環境を良くすると、誰が損をするかというと、卵業者。その卵業者であるアキタフーズからワイロ500万をもらって、『ニワトリさん環境は問題ない』という農水省の意見をまとめたのが、吉川元農相。
世間は4600万ご送金事件でもちきりだけど、こっちの500万の方が悪質じゃない?
マスコミはこの事件をもっと取り上げて、ニワトリさんだけじゃなくて、豚🐖や牛などの家畜の飼育環境を良くしてあげるべきじゃないのか?