トルコでクーデタが起こった。

何が驚きかというと、まず、大統領が市民に
『広場に出ろ、私も直ぐに行く』と放送で流したこと。

さらに驚くのは市民が本当に外に出て、反乱軍に向かって人間の盾のように行進して行ったこと。
威嚇射撃を受けながら、である。

日本なら『皆さん、外に出ないように!』だろうし、当然、市民は家の中でTVを見守る…
だろう。

そこで…調べてみたら、トルコの歴史が関係していることが分かった。

トルコは建国以来、2度のクーデタがあり、それで政権が交代してきたらしい。
しかも徴兵制度で男性は18歳で兵役に。
トルコは強国に囲まれている為に日本でいうところの防衛費、つまり、軍が使うお金が政府の支出の半分くらいを占めるらしい。

ってことで、市民は『クーデタ慣れ』していることが判明した。

それにしても、大統領が外に出ろと呼びかけて、外に出たら撃たれて死んでしまったとしたら、責任は誰が取るのだろうか??