警察の世話になったことはあまりない・・・と思っていたケド、そうでもないてんてんです。
てんてんはアメリカのメイン州っていう、地図でいうところの、合衆国の一番右上の端(NYのもっと
北ですね)の大学を卒業し、卒業式の後も、メイン州で、通訳のバイトをすることになっていた。
でも、その仕事までに二ヶ月くらいあるから、大学の友人数人と、車でアメリカ大陸横断をすることに。
旅人はアメリカ人二人、ドイツ人二人、そして私を合わせて日本人二人という女子六人の構成。
ただ、てんてん一人は、カリフォルニアにいる高校時代にホームステイをしたホストファミリーの
所に飛行機で飛び、帰り道(南部の旅行)だけ合流することになった。
ロスで友人と待ち合わせして旅の一団に合流。ニューメキシコなどを回り、テキサスへ。
このテキサスの地が、私の鬼門であったらしい。
運転を代わって直後に、背後から、「ウ~」と、来てしまった。
しかも最悪なことに、テキサスに入る前に、サンタフェの宿泊先を出た直後、財布が
なくなっていたのに気が付いていた。よくやるじゃないですか、車に乗る前に車の屋根の上に
物を置いて、忘れてそのまま車を出してしまうってやつ。それだと思うのだが、
やばい、お財布落とした・・・しかもアメリカで・・・
でも、まあ、旅の途中だし、メインに付いたらまた考えようと、一応カード会社だけに電話をして、
そのまんまにしてあったのだ。
その、免許書紛失中に、スピードで捕まることになった。
ヤバすぎる。
アメリカの警官て日本と違いちょっとしたことを質問しても、
殺人の容疑者とでも話すように、超威圧的なのだ。それが、免許不携帯のスピードだから、
車を止めてから運転席の窓をコツコツ叩かれるまでの間、
「不携帯を知っていて運転していると、罪が重くなるのでは」と考え、
(まあ、本当のところは知らないが)
「免許証見せて」「トランクに入っている」
で、トランクを開けて財布を捜す(ふり)。「ないな~。無くしちゃったみたい」
ここで警察は、この怪しい日本人は無免許だと思ったに違いない。
だいたい、車はイリノイナンバーだし、しかも我々の車ではない(友人から借りてた)。
で、英語の分からない日本人が運転士と英語のできる日本人が一人。そしてなぜかドイツ人が二人。
名前と生年月日で、私が免許を持っている人間かを調べるために一人がパトカーに
戻っている間、もう一人の警官と外にいた。することもないし、そのあたりをうろつきながら、
ジーンズの前ポケットに手をいれた瞬間、
「ポケットから手を出せ!!!!!」と、警官が自分の銃を抜きこちらにつきつけた!
驚いたのは車の中に残っていたドイツ人。声で振り向くと、警官が
私に向かって今にも発砲しようとしてるわけ。
そこでこの二人、急いでビデオカメラの準備。
おいおい、違うだろ!
まあ、結局不携帯というだけで無免許ではないことが分かり、
「○月○日に××まで出頭するように」という紙をもらい、行ってもいいことに。
おお、日本より寛容ではないか!3万ぐらいの罰金は覚悟していたのに・・・
旅の途中の我々は、そんな一週間もあとの日にちにテキサスの警察へ出頭する
訳がない。だいたい、次の日には、テキサスのオースチンにいる友人の家に
行くことになっていたのだし。
で、オースチンの友人宅で、その話をすると、そこのお母さんが、
「一回目は放っておいて大丈夫。ただ、次にテキサス州内で捕まったら、
実刑ものだよ」
以来、私はテキサスで運転できない身の上になってしまっている。