フロリアン・ヴィルツを知っているだろうか?「知らないよ~」という人はすぐにチェックしてほしい。レバークーゼンに所属するMF。今後10年のサッカー界をけん引する存在になる、と僕は思っている。

2003年5月生まれでまだ20歳だが、10代からレバークーゼンで主力として活躍し、今季(23-24シーズン)からは「10番」を背負うテクニシャン。

おそらく今季限りで?プレミアに行ってしまうだろうが、この天才のブンデスリーガでの姿は少しでも多く見ておきたい。

 

 

 

 

 

ヴィルツの最大の魅力は何といっても繊細なだファーストタッチ。相手の来られないところ、自分の次のプレーに行きやすいところに正確にトラップ。その柔らかなボールタッチは一見の価値あり。

 

そしてスルーパス。え、そこが見えてたの?と驚かされるようなパスを幾度となく繰り出す。中村憲剛のように、正確なパスをバシッと通すそのキックの精度にも驚かされる。

確実に通せるパスではなく、あえてリスクを冒すようなコースを選択することが多いのも、この選手の特色と言える。

意外性のあるプレーはパスだけでなく、シュートの場面でも見られる。まだ18歳だった、21-22シーズンのVSドルトムント。パウリーニョからのパスを受けると、ドリブルしながらトゥキックでGKのタイミングを外すようなシュート。

 

 

 

 

本当に、観るものをワクワクさせる

今時珍しい選手だ。

23-24シーズン、レバークーゼンはシャビ・アロンソ監督の指揮のもと首位を走っている。このチームの顔は「10番」ヴィルツ。バイエルンの12連覇を阻止できるか否かは

この選手の活躍にかかっていると言っても過言ではない。