22-23ドイツ・ブンデスリーガは中断期間に入っており、1/20(金)のライプツィヒVSバイエルンというビッグマッチで再開する。ここで現時点での順位表を確認しておこう。
<順位表>
1位 バイエルン 34(+36)CL
2位 フライブルク 30(+8)CL
3位 ライプツィヒ 28(+9)CL
4位 フランクフルト 27(+8)CL
5位 ウニオン・ベルリン 27(+4)EL
6位 ドルトムント 25(+4)EL
7位 ヴォルフスブルク 23(+4)ECL
8位 ボルシアMG 22(+4)
9位 ブレーメン 21(-2)
10位 マインツ 19(-5)
11位 ホッフェンハイム 18(0)
12位 レバークーゼン 18(-1)
13位 ケルン 17(-8)
14位 アウクスブルク 15(-8)
15位 ヘルタ・ベルリン 14(-3)
16位 シュツットガルト 14(-9)入れ替え戦
17位 ボーフム 13(-22)降格
18位 シャルケ 9(-19)降格
<下位>
12位はまさかの不振に陥ったレバークーゼン。僕は今季バイエルンを止めるとすればレバークーゼンだと思っていた。ドイツ・ブンデスリーガ屈指のタレントをそろえ攻守にスキのない布陣だが、一時は降格圏に沈んだ。しかしシーズン途中で就任したシャビ・アロンソがチームを立て直し12位まで浮上。後半戦はおそらくMFヴィルツ、FWシック、アズムンが復帰するだろう。特に注目はヴィルツ。天才的テクニックとアイデア、柔らかなボールタッチはムシアラにも引けを取らない。ここまで好調のディアビ&フリムポンのコンビとどう融合するのか、レバークーゼンのここからの戦いは熱いものになりそうだ。
13位にはケルン。21-22シーズンの勢いは見られない。退場やPK献上で大事なところで星を落としている印象だ。バウムガルト監督のカリスマ性でチームを立て直せるか。
14位は我らがアウクスブルク。けが人続出という状況を考えれば健闘しているほうだと思う。悔やまれるのは第11節のライプツィヒ戦。3-0とリードしながらイアゴの退場後に3-3となった試合だ。その後はすべて1点差の敗戦もしくは引き分けとなっており、勝利から見放されている。中でも第12節のVSシュツットガルト、第15節のVSボーフムという「勝ち点6マッチ」を落としたのは痛恨だ。今季も残留争いに巻き込まれたアウクスブルク。得意の残留力を見せられるか?
15位はヘルタ・ベルリン。ルケバキオが復帰した前線にはカイガ、エジュケという個人技に優れたストライカーが名を連ねる。それでも上位に進出できなかった。プラッテンハルトの左足という武器を生かして残留争いから抜け出したいところだ。今季もアウクスブルクの強力なライバルとなる。
16位はシュツットガルト。僕が見る限りかなり強いと思うのだが、それでも残留争いに巻き込まれるのだから不思議だ。アウクスブルク、ヘルタ・ベルリン、シュツットガルトという2シーズン連続で同じ顔触れだ。ギラシー、カトンパ・ムブンパ、ソサという優れた選手を擁し、中盤はサッカー日本代表の遠藤航が引き締める。しかし勝ちきれない。
17位はボーフム。僕は降格の筆頭候補と見ていた。序盤はそ予想通りの展開だったが、直近はやや空気が変わったと感じる。炭鉱の街であるボーフムを支える熱いサポーターの後押しもあって、勢いが増している。ここに浅野琢磨が復帰すれば、ホルトマンと並んで快速アタッカーの共演が見られるだろう。
18位はシャルケ。サッカー日本代表にも名を連ねる板倉滉の移籍は非常に痛かった。エースのテローデが思うよう結果を残せていないのも誤算だろう。しかし名門シャルケがこのままズルズルいくとは思えない。必ずや底力を見せるはずだ。