原発で作業されている方々に対して、造血幹細胞の採取を提言している医師がテレビに出ていました。
もし、何か事態が急変したり、あるいは人為的ミスによって被爆した際に、予め採取してあった造血幹細胞を移植すれば、命を救うことができる場合があるということです。
これに対して、原子力安全委員会は「非常に高い値の被ばくの時に、それ(造血幹細胞)が有効に働くということでいわれているものです。そういうところまでいく危険性が、今のところは抑えられているのであれば、その準備をするという必要はない」とのこと。
また、東京電力の本社は、「250ミリシーベルトということを適切に管理して、それを超えることがないように管理を進めておりますので、現時点では幹細胞を保存して、その後に役立てるというようなことについては、現時点ではまだ考えておりません」とのこと。
まだ分かっていませんね。
想定外の地震と津波によって起きた今回の事故です。
是非、この教訓を生かしてもらいたいです。