劇団中馬式第6回公演「魔法少女はお茶汲みできない」 | 「劇場放浪健忘録」

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主に舞台観劇の感想を書いてます(^-^)

最近ちょくちょくお邪魔している

 

「麻細」でいつも大活躍の、中馬真弥さん

 

主宰、脚本、演出の

 

劇団中馬式第6回公演

「魔法少女はお茶汲みできない」観劇

 

早稲田クローバースタジオ

実はこのクローバースタジオ、

 

月イチで前を通ってるんだけど、

 

こんなところに、こんなスペースがあったとは(笑)

 

 

正直、もうちょっと可愛らしいストーリーかと思っていた(笑)

 

なんなら、コメディ寄りのお話しかと(笑)

 

でも、全然違ってた。

 

魔法の世界と人間世界と別物かと思ってたらそうでもないし、

 

魔法のことは完全に秘密の話かと思ってたらそうでもないし、

 

全てのことが想像からちょっと外れていた。

 

そんな感じ。

 

普通の日常の中に、魔法世界での戦いの事を語る会話が

 

普通に織り込まれている違和感。

 

そこが面白さになってると思った。

 

そんなに大きくない不動産屋さんを舞台に、

 

そこで働くあまり仕事ができない店員が、

 

実は凄腕の元魔法少女。

 

しかも、魔法少女であることを捨てて働こうとしている。

 

その理由、そして壮絶だったと想像できる過去の思い出と

 

それによる苦悩。

 

主役の元魔法少女が終始テンション低めで、

 

あの低ーいテンションを保ちつつの表現て

 

難しいだろうなーと思う。

 

最後にはちょっと前向きな笑顔が見られたのが

 

よかった。

 

周りの人達も、ひとクセ有りの個性的な人ばかりで

 

キャラクターそのものも面白かった。

 

あのもう一人の魔法少女さんは、

 

こないだ「NIGH(ネイ)」でも見た人だよね。

 

キャラクターの雰囲気作りがとてもうまい。

 

 

私が座ったのが3列目の壁際で、

 

公園で二人が座ってパンを食べながら話してるシーンとか

 

舞台上であの体勢になられると、

 

もう声しか聞こえてこない状態になっちゃって

 

話しながらの細かい表情とか仕草とかが読み取れず、

 

ちょっと情報不足になってしまったところもあるせいか、

 

全体的にも「?」と思う部分がちょくちょくあって、

 

フライヤーにある「あらすじ」と合わせると

 

なるほど、そういう感じだったのかって思うんだけど、

 

なんていうか、背景になる部分があまり感じられなくて

 

その辺がちょっと勿体無いかなと思いました。

 

かといって、なかなかに想像力を煽ってくる部分も

 

あったし、これからがとても楽しみだなと思います。

 

麻細にお邪魔してなければ、

 

多分、私の情報網には引っかかってこなかったと思う舞台。

 

これも、ご縁ですね。

 

中馬真弥さんは、麻細では、いつも丁寧な受付から始まって、

 

役者ゲストさんとしての参加、

 

演技も輪郭がはっきりしていて明快、

 

「お題」に対する、アイディアの豊富さと

 

目の付けどころの面白さ。

 

時々「うわぁ!この人メンタル強えぇ!!( ̄▽ ̄)」

 

って思うような解答もあるけれど(笑)

 

それも含めて才能溢れる人だと思います。

 

 

 

コロナ対策も、きちんと考えられていて、

 

この規模での運営で、あそこまでやるのは

 

大変だったと思います。

 

そういうところにも、演劇に対する本気度が

 

感じられますよね。

 

これからいくらでも大化けする可能性を秘めている

 

そう思う舞台でした。

 

 

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さて、図師光博次の舞台は!

 

 

 

 

 

 

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