首里城の表玄関「守礼の門」は、礼節を重んじている国の入口だ！
琉球王国とは、今から約570年前（1429）に成立し、約120年前（1879）までの間、約450年間にわたり、日本の南西諸島に存在した王制の国のことである。
北は奄美諸島から南は八重山列島までの琉球諸島には、約3万2千年前から人類が住んでいたことがわかっている。琉球諸島には、先史時代を経て、日本の鎌倉時代に当たる12世紀頃から一定の政治的勢力が現れはじめた。各地に「按司（あじ）」とよばれる豪族が現れ、彼らが互いに抗争と和解を繰り返しながら次第に整理・淘汰された。やがて、1429年尚巴志（しょうはし）が主要な按司を統括し、はじめて統一権力を確立した。これが尚家（しょうけ）を頂点とする琉球王国の始まりである。（ネットより引用）
ただ今改修中（朱を塗り替えていました）
その後、中国と日本の間で微妙な立場を繰り返しながら、アジアの拠点として栄えてきたのがよく解ります。
本土からも沖縄をこよなく愛して、沖縄に移り住んでいる方も沢山いらっしゃいますが、私の知る限りでは、過去生においてこの『首里城』や琉球王朝の祭祀に関わっていた人が多いと思います。
産土神社リサーチや運身の改善リサーチで、依頼者の無意識の奥底を観ていきますので、時々首里城や斎場御嶽などの光景や強い想いが出てくる事もあります。
園比屋武御嶽石門（そのひゃんうたきいしもん）
世界遺産に登録されています。
綺麗な水が湧き上がっていました。
生活の場でもあり、様々な祈り祭祀が執り行われていたんでしょう。
「龍樋」
「瑞泉門」
「瑞泉(ずいせん)」とは「立派な、めでたい泉」という意味だそうです。
ここは第二の門で、別名「ひかわ御門(うじょう)」ともいう。
見晴らしがとても良くて、北部の方まで見えそうですね。
小高いところから見渡せば、琉球王国時代の国王などの意識にリンクしていけそうです。
何を思っていたんでしょうね。
きっと、守礼門にも、礼節を重んじる国と書いてあるように、国民の幸せを願い、礼、祈りを尽くしていたんでしょう♪
「首里森御嶽（すいむいうたき）」
城壁の手前にある礼拝所です。
「琉球開闢（かいびゃく）神話」によれば、神が造られた聖地であるとされている。
また、城内にはここを含めて「十嶽（とたけ）」と呼ばれる10ヶ所の礼拝所があったといわれます。
観光客が多いので、その想念と再現なので、ぼやけた感じはありますが、歴史を感じる素晴らしい場所です。
正殿の中を見学です。
庭園と琉球瓦の色合いがとても素敵です。
茶店のお姉さんと記念撮影をしてもらいました。
琉球さんぴん花茶やちんすこうの歴史や、建物の事を説明してくれます。
お変わり自由なので、沢山戴きました（お茶ですよ（笑））
「京の内（きょうのうち）」
（城内最大の信仰儀式の場）
首里城発祥の地ともいわれ、琉球独自の信仰の最高位に位置する聞得大君（きこえおおきみ）や大アムシラレといった神女（しんじょ）たちが、ここで王家繁栄、航海安全、五穀豊穣（ごこくほうじょう）等を神に祈っていたところです。
想像するだけでわくわくします。
琉球王国では、女官組織や神女組織が確立され、女性が重要なポストについていたようです。
国王の玉座 御差床（うさすか）
豪華絢爛でいたるところに龍が彫刻されています。
龍は国王の象徴だったんでしょうね。。
もちろん、ここも復元されたものですが、ここに居るとかつての王朝時代のことが目の前に浮かんできます。
一度は訪れる価値があると思います。。
日本軍の司令部跡
如何に生きるか？
この首里城を含め、沖縄には砲弾の雨が降り壊滅的な状態になりました。
しかし今は、このように平和な国になり、観光を楽しめています。
簡単に新幹線や飛行機に乗ってどこへでも行けます。
お腹が空いたら、コンビニや食堂で何でも食べれます。
着る服も、寝る家もあります。
職業の自由も認められています。
結婚も自由に出来ます。
しかし、本当に幸せ感が溢れながら生きている人ってどれぐらい居るでしょうか？
祖先や戦争で亡くなった人たちが、今の世の中を見てどう感じているのでしょうか？
自分自身の生き方を見直したいですね。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
琉球の神々とのご縁を結ぶ旅も、いよいよ終盤です。
次回は、織名宮、沖宮、護国神社になります。
どうぞお楽しみに♪
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